Franz Anton Hoffmeister violakonzerto D Dur T楽章



HoffmeisterのviolaconcertoのT楽章には明らかにmissと思われる箇所が3箇所ある。
その誤りの箇所はいずれもorchestraのpartである。

orchestra譜、T58小節目のviolaとT67小節目の音の間違いは同じ間違いであり、作曲家の単なるcareless mistakeである。

T58の3拍目のFisの音は明らかに音の書き間違いであり、Piano譜の方ではFisの音をEの音に訂正してある。


不自然な音がするし、それ以上にT67小節目の音と整合性がないからである。
しかし、その訂正は訂正にはなっていない。

もしも、57小節目の3拍目からcello、Kontrabassとviolaがunisonの進行をするとするのなら、最後の4拍目のviolaのd⇒Cisはcello、Kontrabassのpartと、突然、2声部に分かれて不自然である。
全く同じ間違いが67小節目の同じpassageにも、見受けられるが、こちらの方が被害は深刻である。何故ならば、violaとcello、Kontrabassの平行8度の進行は、violaがviolinの上の外声部を演奏しているからである。

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