教室にあるCembaloのご紹介


Page全体がぶっ飛んでしまって、元々何が書いてあったのかさえ分からなくなってしまった、miserableなPageです。
Goujon‐modelのCembaloの写真が一枚だけ残っていた哀れな白紙状態のPageでした。

悩んでいても、仕方が無いので、思い切って、全く新たにPageを新設する事にしました。


という事で、教室にあるCembaloのお話とご紹介のPageです。
殆どの文章は他のCembaloの紹介のPageとダブってしまっているとは思いますが、この際、構わないで、兎に角、Pageを生き返らせる事を最優先にして、renewalに専念する事にします。

このCembaloは、しょっちゅうあちこちのPageとかに書いている事なのですが、日本のbaroque‐Koncertを席巻して来た Goujon‐modelの復刻のCembaloです。

次の若手(のCembalo)に活躍の場を譲ってから、私の所で、老後を穏やかに過ごしている老Cembaloなのです。

部屋がチョッと狭いので、ensembleとかに活躍をさせる事が出来ないのが残念なのですが、素晴らしい大型のKoncert‐Cembaloです。
I Musiciと一緒に日本全国を演奏旅行をした事もあるNHKのテレビにも何度も登場した事のある由緒あるKoncertーCembaloなのです。(是非、写真の1枚でも掲載した所なのですが、著作権の関係でupする事が出来ません。)
本来ならば、発表会等や対外出演等でも、このCembaloにも、一緒に参加して貰いたい所なのですが、Cembaloを部屋から降ろすだけでも7万は掛かるので、とても無理で、ハイツの部屋で、老人らしく、孤独を享受しています。










反対側からの写真です。2段鍵盤の状態がよく分かります。

このCembaloがハイツにやって来た頃には、このCembaloの部屋も、横にはsofaが置いてあって、lessonに来た生徒達が座る事も出来たのですが、お袋が身罷って、長崎の家を処分したので、多くの荷物が置き場を亡くして、殆どの高価な家具類やお袋の趣味の陶器のCollectionは、そのままのゴミにしてしまったのですが、捨てきれないものだけでも、ハイツにも大量のお袋の荷物が仮置きでやって来たので、Cembaloのlessonも出来なくなってしまいました。

つまり、この部屋も倉庫状態になってしまい、パソコンのprinterが2台、3台と入って来て、物置とパソコンの機材置き場になってしまって、足の踏み場もない状態になってしまいました。

頗る、残念です。



      

homepage上では、写真の文字が小さ過ぎて全く読めないので、書いて起きます。3枚の写真の一番左側の文字は、上の文字が、上のピンを右に動かすと、4feetが入ります。下の文字は、Pinを右側に動かすと、8feetに、Lauteが掛かります。 弦楽器のpizzicatoのような音になります。 真ん中の写真は、Pinを右側へ動かすと下の鍵盤の8feetが入ります。
上の鍵盤は8feetが固定されています。
一番右側の写真は上の鍵盤のノブ(ポッチ)を両手で持って、手前側にslideさせると、下の鍵盤と上の鍵盤が同期します。古典派の時代のCembaloではpedalで操作をするtypeも出来て来たようなのですが、baroque‐Cembaloでは、未だその機構は無いようなのでね??
(よく、演奏の途中で、register操作をする演奏を見受けるのですが、baroque‐versionのCembaloでは、曲の合間に、register操作をするぐらいなので、Doubleでregister操作をする事はありません。)


上記の大型のKoncert‐Cembaloは演奏会場に持って行く事は難しいので、それまでは2段鍵盤のConcerto‐Cembaloを古典楽器センターで借りていたのですが、レンタル代が7万円も掛かるので、先生達女性だけでも運べる一段のCembaloを特別に古典楽器センターにorderをして、Ruckers‐modelのCembaloを作りました。先生達の対外出演が非常に多くて、spinetでは対応が出来なくなってきたからの必要に迫られてのorderでした。


金のモールはそれだけで15万も掛かった、法隆寺等と同じ金箔を貼っています。
・・という事なので、手の油には弱く、黒くなっている所は、手のあぶらに寄るサビです。
 

縞模様は龍の落とし子の絵でRuckers‐familyの特徴でもあります。





元々のCembaloの鍵盤の色はこのRuckers‐modelでは、modern‐Pianoと同じ白鍵は白色で黒鍵は黒色なのですが、baroque時代のCembaloの鍵盤は黒白が逆だと思い込んでいる人達に説明するのが面倒くさいので、一般の人達に合わせて黒白を入れ替えてしまいました。
通常は、黒は黒檀を使用して、白鍵盤は象牙だったので、非常に高価だったので、象牙が少なくても済むように半音の鍵盤を白鍵盤にしたのですよ。
だからお金が掛かっているぞ??と言う為には、下の鍵盤の方が象牙鍵盤の方がよりお金が掛かっている・・という事なのでね??
「女性の美しい白い手を・・」、というのは、通説で正しくはありません。何故ならば、当時は女性も男性も絹の手袋をしていたからです。当時の貴族の女性達が、地肌で物を掴む事はありませんからね??
通説は通説に過ぎないのですよ。チョッと常識を持って考えて見れば分かる事なのですがね〜ぇ??
一般に流布しているものを信じるのは、日本人の悪い習慣です。

敢えて、黒と白の鍵盤を入れ替えたのは、本当は、本来のRuckers‐modelではないのですが、通常のCembaloは経費の節約のために、白黒が逆さまになっているので、敢えて、その通りにしました。

この折りたたみ式の譜面台は、古典楽器センターのoriginalのmodelだそうです。


slide鍵盤について
また、現代のA=440とbaroque‐pitchに対応するように、slide鍵盤を使用して、半音低いpitchで、GisをAに代用するslide鍵盤を使用しています。
勿論、これは現代の新しい機能なのでbaroque時代のものではありません。

Aを440でtuningした場合には、Gisの音は415cycleになるのですが、それでは、弦楽器は少し低く過ぎて張りのある良い音はしません。

Europaのrecorderは435cycleで作られている事が多いのですが、弦楽器にとっても、435〜438cycleぐらいの方が、良い音がしますので、modern‐pitchとbaroque‐pitchを併用するのでなければ、基本的にはbaroque‐pitchはslide鍵盤を使わない方が良いのですが、一台の楽器で、二つの異なったpitchでtuningをする事は楽器にもよくないので、教室ではspinetの1台をbaroque‐pitchでtuningしています。
但し、古典調律に関しては、Aのpitchが同じにtuningする場合には、それぞれのkeyに関しては、そんなに大きなpitchの違いではないので、Koncertの会場でも、古典調律でkeyのpitchを変えるのは差ほどは問題は無いようです。

次は教室に2台あるspinetのお話です。
このspinetは今はユーカリが丘教室のlesson室に置いてあります。

2台を比較して、こもごもと書いたのですが、写真を見る限り、同じ機種に見えてしまうので、書いていて、困ってしまいました。

書いた本人が混乱していたりしてね???

私としては利用頻度の観点から、この上位機種の方を、南花園教室に置いて、利用頻度が今の所少ないユーカリが丘教室に下位機種を置いておいたつもりだったのですが、どこかで入れ替わってしまいました。

上位機種とは言っても、keyが一つ多くて、足が丸いぐらいなので、交換する予定はありません。

椅子は猫脚の背もたれの無い方が、見た目的にも良いのですが、チョッと演奏をするには低いので、こちらの椅子を使用しています。




元々付いて来た椅子は、下の写真のような極々つまらない(お洒落ではない)ただの椅子だったので、interior‐shopでspinetに合う椅子を探して購入して来ました。


まあ、なんともつまらないお洒落ではない椅子ですよね〜ぇ??

でも難しいのは、幾ら素敵に見える椅子でも、高さが合わないとspinetの椅子には成り得ないのですよ。

そういった意味では、2台の猫脚の椅子は使えません。ただのinteriorにしか過ぎないのです。

   
この猫脚の椅子がspinetには、超お気に入りだったのですが、ほんの少しだけ椅子の高さが足りないのです。

spinetの足を切ったりして・・・??

まさか、音楽家は名器を自分の体型に合わせて作り変えるような馬鹿な事はしないのですよ??

名器は消耗品ではなくて、後世に伝えて行かなければならない楽器なのだからです。
消耗品の楽器とは所詮、格が違うのですよ。


次は大変珍しいReise‐Clavichordという楽器です。
Clavichordという楽器はBachが大変愛用した強弱やvibratoが出来る楽器だとして有名です。
音を出す機構が大変simpleなので、重さも大した事は無く、一人で手軽に移動出来るので、鍵盤数が同じならば、電子Keyboardと同じぐらいの重さになります。

ドイツ留学中にCembaloの工房で、Reise‐Clavichordを見つけて購入しました。
購入した理由は、深夜に演奏をしていても、隣の部屋に聴こえない程の微かな音量だったからです。

という事で、左側の写真は、Munchenに留学中の深夜に下宿の仮住まいの中で演奏している風景です。

最初に住んだ下宿では音出しが全く出来なくって、未だCDすら無かった時代なので、radioしか無くて、音に飢えていたので、このReise‐Clavichordで静かにBachの作品等を演奏して、異国でのstressを解消しました。

勿論、日本に持って帰って来たのですが、なにせ音量が無いので、ensembleをする事が出来ません。

ちょうど、その頃、東海楽器で国産初のspinetを作っていたのですが、個人のCembaloの工房の人がReise‐Clavichordを欲しがっていて、spinetと交換する事を申し出てくれたので、通奏低音楽器としてのspinetを欲しかったので、交換をする事にしました。

約束では東海のspinetでも、一番高級なrankのspinetだったはずなのですが、来たのは2番手の安い方のspinetでした。

写真のspinetはその後、古典楽器センターから、新たに二台目として購入したspinetでこちらの方が、機種的には上級機種の楽器になります。
爪も削ってボイッシングもしてあるので、音もこちらの方が良いのですが、音量的には、最初のspinetの方があります。

私の直接の知り合いではないので、騙されたような気になってしまいましたが、そういう所は日本人は世知辛くてダメな所だよな??


こちらの楽器は、二台目のspinetとして購入した楽器です。
機能的には鍵盤のkeyの数が1個多いだけで、取り立てて、なにか変わった所は見つからないのですが、強いて言えば、足が丸くなっているぐらいしか、分かりません。

もう一台の安い方のspinetの足は四角形の足です。

Cembaloは弦を引っ掻く爪を削ってVoicing(音の調整)をします。
写真の楽器はVoicingがしてあるので、柔らかい音がしますが、反面音量は少し弱くなります。

もう一台のspinetは全くなにもしていなので、鋭い強い音がします。
2台とも、音量、音域の点では申し分ありません。

音域では下の音がH(シの音)までになっているので、時折、a mollの曲等を演奏する時にもう一個Aの音が欲しくなる場合があります。
通常は足りない音をoctave上に上げて演奏をするのですが、Cembaloの場合には縮小鍵盤という事で、使用しないCis、C、Hの音をCisをCに、CをHに、HをAにtuningして演奏する事があります。
教室では3個の鍵盤のpitchを直さなければならないので、超、面倒くさいので、Cisの音をAにtuningし直します。一個、音を直せば良いので、手軽だからです。

でも、そういった変更はorganistの場合には、当然なので、問題なく演奏して貰えます。(まあ、慣れたもんですよ。)

縮小鍵盤と言うと、Keyboard等で鍵盤のkeyが小さめの鍵盤の事を一般的には言うようなのですが、baroque楽器の場合には、元々鍵盤のsizeは小さいので、鍵盤を小さくする「縮小鍵盤」という言葉はありません。




全く同じspinetに見えてしまうのですが、このspinetの方が、Organ製作者の人と交換をしたspinetで、鍵盤の数が上の写真とは1つkeyが少ないのと、足が丸ではなく四角です。後は、殆ど何も変わりません。

2台並べて置いた事はないので、大きさの比較はした事は無いので、分かりません。
取り説のようなものは、最初から貰ってはいないので・・。










鍵盤をupして見ると、keyがCまでになっているのが分かります。
またまた、写真が変わっている。Christmas会のサンタの写真になっているぞ。同じimageの671の写真が複数にあるのだよな???
違った。image671はこの1枚だけだ。写真を作る所からだよな??(という事で、サンタの写真から、元のspinetの写真に戻りました。)

上位機種の方は、もう一個、Hの音までkeyがあります。
低い方の弦長を伸ばすと、spinetの本体(箱)の長さも長くなるので、基本的には低弦を増やすとspinetは大きなsizeになるハズなのですが、比べて見た事はないので分かりません。

ちなみに、registerが2個付いていますが、このspinetは1列なので、このregisterはLauteのregisterになります。
真ん中のCを境にして、右は上鍵盤だけ、左は下の鍵盤にLauteが掛かります。
la folia等の曲で、左手のpartが音階進行で動いている時に、ちょうど低弦の楽器だけが、pizzicatoで演奏しているような効果を出す事が出来るので、鍵盤の半分というのは、よくあった事です。

Pianoでも、昔のPianoでは3本pedalのPianoの下のpedalは、Cから下の音だけがpedalが掛かって上には掛からないので、下は分散和音を弾いて、上は細かいscaleで演奏をする・・というような弾き方がありました。
その例は、BeethovenのPiano sonateのWaldsteinのV楽章のとてつもなく長い、超不自然なpedalの指示にも書かれています。
しかし、
現代のPianoでは濁ってしまうFからCまでのscaleはpedalが掛からないので、音の伸びは分散和音だけが伸びる事になって、殆ど濁らないのです。
そういったPianoは私が子供の頃の、古い公民館のuprightPianoにもあった機能なのですが、そこの公民館は昔はdanceHallとして使われていたお洒落な建物だったのですが、時代に取り残されて廃墟になっていたので、そのPianoでよく遊んだ記憶があります。
その当時の3本pedalのPianoはEuropa製のPianoでは今でも作られているように(catalogueでは)記憶しています。



私が大変珍しい、結構日本では貴重なReise‐Clavichordをspinetに交換したのは、triosonate等のensembleをするためです。
clavichordは、完全な一人用のボッチ楽器なので、利用頻度的にはよろしくないからです。
もう少し大きなClavichordだったとしても、所詮は4畳半の麩の下張りの域は出ません。

江古田教室での子供達とのtriosonateの練習風景
Europaの音楽は、基本ensembleに始まって、ensembleに終わる・・といっても過言ではありません。

音楽は人々の憩いと言うよりも、人々の日頃の交流だったのですよ。

そこが日本の音楽の社会とEuropa社会の大きな隔たりとなっているのです。

という事で、私はEuropaの生活を日本の生活の中に持ち込むために、殆ど毎週の日曜日を、私のensembleの日(ensemble‐day)にしていました。
普段の毎週の日曜日の練習には、日フィルや都響の弦の人達が私の個人的な練習に付き合ってくれていました。

「日曜日ただ酒飲ませるから、付き合ってよ!!」という私の誘いを断れる女の子は当時は居なかったのでね??
大学時代から延々と、威張って、権力をひけらかしていたのですよね??

次の写真は、子供達とのtriosonateの練習風景です。
子供達とのensembleの写真は大変珍しいですよね??
「たまには、子供達でも良いか??」という感じかな??多分・・???

音楽教室を作る10年以上も前の頃写真なので、私のまわりに子供達が居る事は珍しいと自分でも思ってしまうのだけど、spinetを弾いている女の子は大きいけれど小学生の女の子で、この中では唯一の私の生徒になります。

violinの生徒は私が当時運営していたbridalQuartettのviolin奏者の生徒で、fluteの女の子も中学生になったばかりの、近所の飲み友達のfluteの先生のお弟子さんです。

当時は結構、後輩達を引き連れて飲み歩いていた事が多かったので、その先生繋がりの縁故の子供のensembleです。


私の初めての子供の生徒なのですが、音楽学校でPianoの指導をしていた時の、子供科の特別な生徒達を10数名預かって指導をしました。

特別は・・という意味は、特別に優秀な生徒・・という意味ではありません。
なぜならば、そういった生徒は指導している先生達が手放す分けは無いからです。

その音楽学校に勤めた理由は「主任待遇以上の給料を払うから、問題の生徒を預かって欲しい」という事だったのでね??
先生達は喜んで手放したのですよ。

でも、私が指導し始めて、半年でそれぞれの年齢で、topの技術を持つ生徒になってしまったのです。
先生達は超、Shockを受けて・・??

否、その優秀な生徒が甞て、自分の生徒であった事も覚えていなかったよ!!
「芦塚先生は特別に優秀な生徒を貰って指導した」としか思っていなかったのですよ。

甞て・・とは言っても半年前に、自分達が見放した生徒だとはね〜ぇ??
「なぜ、分からないのか??」って??だって、自分の見放した生徒がたった、半年後にそんな優秀なtopclassの生徒になっているとは、誰も信じられないでしょう??

写真の生徒は、随分、大人っぽい感じの女の子なのですが、実は当時は未だ小学5年生です。
この頃の子供達は押しなべて大人っぽいのよね??

芦塚methodeを作るための、私から直接の特別な教育を受けて育った子供達の一人です。

芸大の作曲の先生の門下生なのですが、Pianoや楽典やviolinやviolaも、Cembalo奏法も私が個人的に教えていました。
勿論、彼女だけではなく、他数名の生徒達も同様な教育をしていました。

同業の先生が演奏会をやるので、演奏会に同伴して貰って、演奏後の打ち上げに彼女も同席して貰ったのだけど、帝国ホテルでのパーティだったので、table‐mannerを教えながら食べていたら、周りの女性の先生達が「わ〜あ??羨ましい??」と声を上げていました。
音楽の世界に進むのならば、table‐mannerはとても大切なのだけど、一般の家庭でそれを教わる事はありませんよね??アハッ!

この生徒は、芸大の作曲の有名な教授の門下生なのですが、その教授の性善説のような、さいしょから現代音楽を聴かせていると、音感やその他の能力が育つ・・・といったような、分けの分からない教育をされて、基礎が全く育たないままに高校生になったのですが、それでは音楽大学の入学試験を受ける事さえ出来ません。

何度か基礎の勉強の大切さを親達には、adviceはしてきたのですが、親方日の丸の権威主義では巷の大学の講師に過ぎない私の話は親達には聞いては貰えませんでした。

彼女は芸大の先生よりも、私の言う事を信じていたのだけど、如何せん、教育は親次第なのでね??

この時代には子供を指導する事は稀だったので、下の女の子も数少ない当時の私の指導した生徒です。


このviolinを弾いている生徒は、小学4年生の生徒で、専門は勿論、Pianoです。

中学3年生の時には、私の「遊び歌集」を初演してくれた程のtechnikの持ち主です。

勿論、non‐mistakeの演奏で、作曲者本人としても、とても満足の行く演奏でした。

但し、この時代には、未だvideoもCDも無かったので、超へぼいcassettetapeの音源が残っているだけなので、cassetterecorderを持っていない私にも、今はそのtapeを聴く事は出来ません。


2回目はproのpianistの演奏なので、言う事は何もありません。
proはproなのでね??

残念ながら、この時代までの演奏は全部音源が残っていません。
未だ、videotapeすら無かった時代なのですからね??

八千代での美帆ちゃんの公開演奏で、やっとvideoが残って、You Tubeにuploadする事が出来るようになりました。
という事なので、八千代での演奏は、私の「遊び歌」の演奏としては、3回目の演奏になります。
全曲を通して演奏すると長いので、抜粋して2回に分けての演奏になりました。

大学の先生をやっていた頃の生徒達なのですが、大学に行く以外は結構、部屋で作曲や論文の仕事をしていたので、子供達がlessonとは無関係に入り浸っていました。

私自身は子供好きではないので、結構何も構ってはやらなかったのですがね??

30代までは、結構子供達にはモテたと思いますよ。
年頃の女の子からは、兎も角としても・・・

この写真の女の子は、小学1年生の時から、先生が長続きしなくて、1年の内に数人の先生に変わったり、lessonが全く面白くないので、Pianoを止めたいという事になっていました。

小学4年生になるのを契機に、Pianoをやめると言っていたのだそうですが、お母様の、「次には男性の先生が来るので・・男の先生も面白いのでは??」・・という事を言われたので、「ひと月だけ、男性の先生の元でlessonを受けてから、教室をやめよう」・・という事になって、私が指導をし始めたのですが、 私の事をとても気に入ってくれて、「先生がもう少し若かったら結婚してあげたのに・・」と言われてしまいました。

まあ確かにaround30だわさ・・な???

その頃は、パパが長期出張で家にいなかったのですが、パパが長期出張が終わって、彼女がちょうど高校生になった時に、東京に戻って来て、「音楽大学に入学するためにはその音楽大学の先生につかなければならない!」と言い出しました。

彼女は、「私は音楽大学に行きたい分けではなく、芦塚先生の所以外で音楽を勉強するのは嫌だ!」と言って音楽(Piano)をやめてしまいました。

両親が慌てて、「芦塚先生の所に戻っても良いよ!!」と言ったのですが、彼女は臍を曲げてしまって、二度とPianoには手を触れなかったのだそうです。

音楽教室を作る前の10年間ぐらいの時期のお話なのですが、「芦塚先生ではなくて、芸大の先生や有名な先生の方が良い!」と言って、教室をやめる生徒がいる今の時代とはえらい違いだよな??

昔は芸大を含めて色々な音楽大学から生徒達が逃げ出して来ていたのだけど、音楽教室を作った途端に、反対になってしまったからね??
笑えるよね??



私の所有していたReise‐Clavichordの写真が見当たらないので、netから拾って来た写真で取り敢えずは代用して起きます。
makerが違うのですが、ほぼ同じ格好をしています。

Clavichordなので、tangentと呼ばれる釘のような物がkeyにくっついていて、弦を持ち上げて音を出すだけなので、そのkeyを揺らす事でvibratoや強弱が出て、Bachがとても愛用した・・とされます。

しかし、音量が余りにも小さいので、10人の客の前であったとしても、演奏を聴かせるのは難しいのです。







Rolandの電子Cembaloです。
電子楽器に対しては、Classicの人達は結構拒否反応をしますが、この電子楽器は古楽器専用の電子楽器なので、それなりに良い音がします。
特にOrganの音がpipeorganの音ではなく、 positiv organと言うのは、流石ですよね。
ensembleの基本はpipeorganではなくって、 positiv organなのですからね。

この楽器はCembaloの音色の他に positiv organの音色も持っていて、Pianoは現代のdouble actionのPianoの音ではなく、single actionのforte-pianoの音色がします。

何よりも優れている点は、古典調律を多数持っていて、古典調律の違いを、試す事が出来る点です。
meantoneの調律とかでは、皺寄せの音が出てしまいますが、それを予め試しておく事が出来るので、重宝しています。

なにせボタン一つで色々な古典調律が試せるので、それでtuningを決めてから、実際にCembaloのtuningをします。
Cembaloのtuningで色々な古典調律を試す分けには行かないので、そういった、試演という意味でもとても役に立っています。

今回のbaroque‐Koncertでは、biberのRosarysonateの1番の曲を positiv organで伴奏しますが、Cembaloとは全く違ったarrangeをしなければならないので、そのlessonとProbeには、とても便利です。
本当はハイツにも同じ楽器が欲しい所なのですが、それにはチョッと高いのかな??
という事でハイツにはRolandのKeyboardで純正調や古典調律の出来るKeyboardを別に買って置いています。
Cembaloのweb-lessonをする時に、パソコンのdeskの上にRolandのKeyboardを置いて、Cembaloの音でlectureをしているのですが、やっぱり、電子Cembaloとは音の質感が全く違うのでね??

但し、この楽器にも利用頻度では欠点もあります。
それは、これだけcompactなので、携帯をして色々な箇所で演奏をしたい所なのですが、このKeyboard用のshoulder‐caseはちゃんとした立派なものがあって申し分ないのですが、足をトッパヅして、台の上に乗っけて弾こうとすると、出っ張りがあって台に乗っける事は出来ないのです。

つまり、両翼の足を持って行って、組み立て無いと演奏出来ないのですよ。
両足を組み立てる作業が結構大変で時間も掛かります。

電子Cembaloは利便性を追求する楽器なので、そういった無駄な作業は省略したいのだけどね??

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以下はぶっ飛んでしまいました。