C:ルーターのお話
(パソコンとプロバイダの接続)
ここのお話は、殆んど超初心者は関係ないので、飛ばしてください。
あくまで質問を受けたので、参考までに質問の回答として書かれた文章です。
(Mailから)
以前お話したように、パソコンと電話回線の接続には基本的に3通りあります。
@電話のモジュラージャックからノートパソコンへ直接結ぶ。
私が差し上げたバイオノートなどのように、電話の端子がついていなければなりません。
欠点は1台しか繋げないことと、つないでいる間はその電話は死んでしまいます。
(電話かパソコンかのどちらかと言う事。つまり、電話をしている時にはパソコンは出来ないのです。)
A電話の端子からモデムに接続している場合、ルーターを付けて分配する。欠点
は各パソコンごとに配線が必要な事と、設定が面倒なことです。
B私のお勧めは、接続しているブロードバンドの会社に電話してモデム自体を無線RAN に変更する事。メリットは配線が不要な事と、それこそ何台でも接続できること。無線のカードはノートに取り付ければ出先でモバイルとしてネットやメールなどのやり取りが出来る。勿論サービスが行われていればだが。基本的には駅や役所などでは無線ランのサービスが行われるようになっている。都会では!
C Aの例と非常によく似ているのだがハブと言う分配器のようなもので分配する方法もある。欠点はルーターと同じで配線が必要で部屋をまたぐ時にはこれが結構じゃまなんだな。
勿論、こんな事を何度も言っているのは、弘子に「自分でメールを開きなさい。」と言っているのではありません。お店の人でもいいし何でもいいから、早くやってもらいなさいと言っているのですが、それにしても@〜Bまでのいずれかにするには自分で決めなければなりません。
先ほども言ったように私のお勧めは無線RANです。
配線が不要で何処でもパソコン作業が出来るのは後々以外とメリットが大きいです。
2台以上のパソコンが同時にネット出来るのも無線RANのメリットと言えるでしょう。
その代わり、セキュリティーには気を使わなければなりません。相乗りをする人も出てくるので。
コンピューターと接続する回線について:
@ADSL
固定電話回線を使います。
ACATVインターネット
ケーブルテレビの回線を使うので電話回線がいりません。
B 光ファイバ
光ファイバの回線が来ていることが条件です。まずその力になってくれない電気屋はやめましょう。
もしホテルの回線も家の回線も(今ある回線を)使えないと言う事であれば新しく電話回線を引かなければなりません。
でも使えると言う事であれば新しくプロバイダーと契約する必要もないし、料金を払う必要もありません。実際に今そこにある回線を使っちゃ駄目というのは、ただの夫婦間の感情論だからそれなら、もし本当にそうしろと言う事であれば、僕だったら、さっさと別れるか、前にアドバイスしたように(旦那に気兼ねしなくていいように)別の部屋を借りて仕事部屋兼レッスンを移すね。
Aケーブルテレビでも引いているのなら、電話回線は必要ありません。ケーブルテレビの回線でネットが出来ます。
B光ファイバは多分地方ではまだ無理だと思います。(09年のお話です。)
C携帯のパケットは、月決めで契約しないと、請求が4万も5万も来てしまうというトラブルが続発しています。
前にも何度も話したように、今、僕の携帯はネット契約していません。
以前ネットを使用していなかったのに10万ぐらいのパケット通信の請求が来て、使った覚えが無いのにその翌月も翌々月も4,5万ずつ請求が来たので、AUに明細を求めたのですが、クレジット会社との間の出来事でどちらに責任があるかわからず、お金が返ってこないばかりか原因も分からなかったので、ネット契約を解約してしまったのです。
クレームをつけた次の月からは正常な請求金額に戻ったのですが。
それでも頭にきてね!!
それから1年以上にもなりますが、今はそういった問題を避けるために月決めになっています。
しかし、一番安いパケットでも基本料金が月1万以上したようです。(09年のお話です。今は5千円ぐらいが相場です。ハイツのパソコンのネットの契約は2980ニキュッパ!だったので、契約しました。今は勝手に値上げして、3千幾らですが、解約して契約し直すと、またニキュッパに戻る可能性はあります。めんどくさくなければね。)
パケットは基本料金を越したものは割高になるので、携帯に1万2万払う人には可能性はあるけど僕みたいに月3千円ぐらいしか払わない人間には天文学的な数字(料金)です。
メリットは携帯さえ持っていれば何処でもコンピューターでメールやネットが出来ることです。それこそ、車の中がオフイスになると言う事かな。
問題は何を引くか(どんな回線を引くか)と言う事ではなく、何が引けるか、何が一番安いかと言う事ですよ。それは田舎町ではその町、その地域に何の回線が来ているかと言う事で、その町(その家)でしか分からないことなので。
追記:
その後はウィルコムのモバイルのカードとb-mobileの無線ランのカードが発売されました。世はmobileの時代に突入しました。
その後更に携帯の会社もmobilecardを安く売り出しました。
月額も3千円台から、7,8千円台と比較的安く契約出来るようになって来ました。
しかし、私達にとっては、自宅でいずれにしてもプロバイダー料金を払っているので、その上にmobileのプロバイダー料金まで払わされるのは、結構痛いです。
と言う事で、私のノートパソコンに使用しているb-mobileの無線ランのカードは、2年間と120時間という制約の中で約2万円と超割安です。しかし、一般的にはノートパソコンを使用すると、2年以内に120時間を使い切って、追加を購入している人達のほうが多いようです。その時間を使い切る原因の一番は、パソコンを開いた時に、勝手に始まるupdateやソフトの更新などです。しかし、これには逃げ道がいくつもあります。一番よくないやり方は、update等を後回しにする事です。なぜなら、本当に仕事に入らなければならない時にupdateの事を、何度も聞いてきたりして、仕事に集中できなくなるからです。ですから、私の場合には、自宅にいる間はノートパソコンでも自宅のルーターに接続していますので、セキュリティの更新とかupdateとか時間を膨大に使用する時は、ルーターの接続でお金は余分にはかかりません。
外出時にパソコンを持って出かける前にも、更新とかがないのか、一応ルーターに接続したままの状態で開いてみて、あればその時に済ませてしまうので、無線ランを開いた時に、更新などが始まったりして困ったり、膨大なmobile通信の使用時間を取られる事はありません。
サービスの時に買ったb-mobileは最初、150時間だったのですが、結局2年間で4時間も使い切れませんでした。
私の場合には、携帯時代にパケットで莫大な請求が来た苦い思い出があるので、メールの送信ですら、送信をする時だけしかb-mobileを接続させないからです。ネットも情報を引き出した段階で、接続を切ってしまいますので、1回の使用が1分以上になる事は殆んどないのです。
[情報の保存]
情報を保存する時には、フロッピーデスクは意外と利便性があります。しかし、何せ保存量が、超へぼい・・・!写真が二つ、三つ入っただけでもう情報量がオーバーします。CDは一々めんどくさい!
という事で、メディアと保存料の関係を
記憶媒体の記憶容量の推移
FD(フロッピー・ディスクの事です。単位はKBキロバイト) :640KB〜720KB
CD(シーディー・ディスクの事です。単位がKBキロバイトではなくMBメガバイトと飛躍的に上がっているのに注意してください。) :650MB 780MB等々
DVD (単位が更に上がって、ギガの単位になって来ました。):4.4GB
BD(ブルーレイ・ディスクです。):25G、50G、100Gの物もあるようです。
USBメモリー:1G〜32G、まだまだ出るよ!
ハードディスク:250G〜1テラ、2テラ、それ以上も
参考までに
KB=キロバイト。1バイトの1000(1024)倍を表す
MB=メガバイト、キロバイトの1000(1024)倍
GB=ギガバイト、メガバイトの1000(1024)倍
その上は
TB=テラバイト、ギガバイトの(以下略)
PB=ペタバイト、テラバイトの(以下略)
それぞれ順に10の3乗、6乗、9乗を表しています。
コンピューターのメモリーのback・up
これはコンピューターを初めて習う時に、必ず先輩達に注意される事ですが、「大切な情報などは、必ずFD(今時??)やCD、DVD、USメモリーやSDカード、外付けハード・ディスクなどに、バックアップをするように」 ということです。
作ったものだけでなく、メールの設定なども入れておけば開くだけでよいので便利です。
めったにコンピューターは壊れるものではないのですが、コンピューターの専門家の意見では、コンピューターは、持って2年の寿命だといっています。
だから、パソコンのdata等も、1年起きに新しいディスクに移し替えなければなりません。
私の一番お気に入りの写真が入っているCDのディスクが突然壊れてしまいました。
レスキューのソフトを使用して、何とか2/3までは、救出出来ましたが、残念ながら、1/3は失われてしまいました。
パソコンは使っているうちに調子が悪くなってくる事は事実のようです。
今でも一番保存できる媒体は何と石だそうです。石に刻む。
ピラミッドや墓石が保存に一番有効なのだよ。
今の、文明が完全に失われて、自然のままのジャングルの中に戻るまでに、計算上は100年しかかからないそうですよ。ああ、無常!!寂しい事ですね。