通常のbogen formであれば、1a+1a、2bという構造式になるのだが、2bも2回繰り返されて、全体の「A」を構成する。
しかも、その「A」が更に、2回繰り返されるのは、やはりbogen formを暗示している。
13小節目からは、Motiv「a」の小展開部になる。1st violinのtremoloを伴ったmelodieを、cello&KontrabassがMotiv「a」の反復された伴奏上に、展開していく。また、2nd violinはtechnicalなfigurationで飾っていく。