Motiv⇒thema⇒phrase⇒等々区切りには段階がある。その定義は頗る曖昧である。
phraseが集まってchorusとなって、chorusの纏まりの単位がStollenになる。
Sonettoでは、4行、4行、3行、3行で14行詩になるのだが、それぞれの纏まった行をStollenという。
という事で、この曲の全体の構成は、orchestraの入り部43小節、solo部の入りは43小節から、始まって、themaMotiv「a」×2と、Motiv「b」×2で、入りが終わって、50小節目からsolo部の展開部に入って行く。
先ずは、最初にお定まりのthemaの入り部で、Motiv「a」が2回繰り返されて、直ぐにMotiv「a」が、それぞれのpartに移り変わって出て来る中にviolin soloがmelodieを歌い上げる。
58小節目からは、所謂、指回し部になって、scaleが、8小節間続く。最初の4小節間は1小節ごとにSequenzする。