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しかし、2小節目からのcelloのpartのbowは甚だ良くない。
多分、楽譜通りに演奏すると、不自然になり、軽やかさが出なくなります。弦楽器のとっては、3連音のような3っつの塊の音を強拍、弱拍と奏き分けながら演奏するのは難しいのです。
という事で、今回はcello、Kontrabassの子供達は次のように、bowslurを付けて演奏します。


こうすると拍節とaccentの位置が一致するので、軽やかに演奏する事が出来ます。

17小節目からは、themaAの続きのmelodieです。本当は一つのmelodieなのですが、ここでは便宜上themaBとしておきます。
つまり、それぞれのthemaが個別に展開(Variation)されるからです。
themaBを結ぐMotivはthemaAで使用されたMotiv aがそのままVariationされて使用されます。
統一性を持たせるためのエコtechnicとでも言うのかな??
このPageの一番最後に、一見すると、新しいpassage(figuration)が出て来るように見えますが、実はthemaAをVariationしたものに過ぎません。

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