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c mollで始まった中間部はBで弦楽器が優しくmelodieを奏でる中、Cembaloがfigurationを奏して行きます。
この古典派の時代は、終わりの音の長さが、非常に正確に書かれています。
J・C・Bachも、Mozartの師匠らしく、8分音符で弾き終わるpassageと、4分音符で終わるmelodieを正確に書き分けています。
Bの終止音は8分音符なので、「〜?」と、疑問符で終わるようなimageを大切に演奏しなければなりません。

中間部が終わると、最初のthemaの繰り返しになります。

themaの演奏が一通り終わると、最後のCoda部に入ります。
追い出しなので、少しtempoを上げ気味で、華やかに、追い出しに掛かります。
(少し・・というtempoは、はっきりと早くなったと意識出来るtempoではありません。Metronomでは、1,2ぐらいのupで充分なのです。)


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