前ページ

音楽教室という場所で、音楽教育のみならず、子供の教育自体も行われている、非常にめずらしい教室なのです。


昔から色々な、子供たちの団体活動を目的にした教育の場はありますが、そこで何か一つの技術を身につけながらライフワークをみつけていき、なお且つ団体活動などの教育もなされているという教育システムはおそらく私どもの芦塚メトードしかないと自負しております。
教室の卒業生としては国の内外でプロとして演奏活動を続けている人達や、就職し結婚してからも、音楽を続けている人達がたくさんいます。教室を創って20年ともなると、第二世代もちらほらいます。
芦塚先生の立場から言うと第二世代とは、孫の世代になってしまうので、ショックなのだそうです。
音楽では、「芸術を極める」という面をもちながら、同時に「アンサンブル」という「調和」も学ぶことができます。各自が自分の責任を果たす中での人との調和という、他の勉強では得ることの無い利点があるのです。そしてその調和の中で一人一人の持ち味をひきのばし、個性を育てていくことができます。まさに教育の理想の形がここにあるのです。

芦塚メトードでは、先生になると必ず言われる事があります。それは、「生徒を上手にする必要は全くない。ただ、教室に楽しく通ってくるようにすればいいのだ。」という事です。
        
そして「ただ楽しく通っていた」生徒たちが、現在留学してヨーロッパで演奏活動をしたり、音楽大学に入学したり、音楽教育の現場で活躍したり、コンクールで賞をとったりしている・・・という事が、まぎれもない芦塚メトードのすばらしさの証であると言えるのではないでしょうか?








                      

次ページ