Veraciniという作曲家は、violin音楽にとっては、多大の貢献をしたのにも関わらず、正当な評価をされていない作曲家の一人です。
彼は、膨大な数のviolinの作品や室内楽の作品を作曲しました。
出版されている楽譜や出版されていない楽譜を通して、3分の1程は集めましたが、経済的理由から、手に入る全作品を集めるのは、諦めてしまいました。
出版されていない・・という楽譜を集める・・という事について、不思議に思われるかもしれませんが、これは、netの発達で、出版されない大作曲家の手による無名の作品を、その楽譜を所有している図書館が、無料で世界配信しているからです。
これからも出版の予定がないのなら、図書館として、広く世界に広報する必要があるという事です。
それは素晴らしい文化的な貢献で、net社会になったから、始めて出来た事で、パソコンを通じて、世界と結ぶ事が出来たからの、今の時代だから出来る素晴らしい事なのです。
日本でも、否、世界でも、未だよく知られていない作曲家の作品を研究してその作曲家の真価を問う事が出来るのです。
日本ではVeraciniのsonate accacemiche Op.2Nr. 8 e mollは、鈴木メトードの教本に掲載されているようですが、originalとは違ったFerdinand Davidのarrangeによる 擬古典versionです。(linkは、baroqueviolin-versionです。)
Ferdinand Davidのversionは、学生コンクールの小学生部門の課題曲になった事もあります。
You Tubeで、e mollの曲を探しても、Ferdinand Davidのversionしか見つかりません。
上記の演奏は、余り好きではないのですが、なけりゃあ、しょうがないもんね〜ぇ??
Ferdinand Davidは、Vitaliのchaconneのarrangeでも有名ですね。
15年11月1日の花園の練習風景です。
You TubeではRoberto Lupi=F.M.Veraciniの演奏の動画が見つからなかったので、Primavista(初見練習)ですが、芦塚先生の諸注意を、この動画でよくcheckしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=hHJ__ShcJIA
15年11月15日の練習風景です。
2回目の練習で、練習のpointを中心にlecturelessonをしています。
baroqueの音楽の場合には、書かれたrhythmと実際に演奏されるrhythmが、違って奏される場合が多々あります。
purcellのchaconne Cを演奏するときには、発表会では譜面通りに演奏して、・・八千代では、baroqueの慣習に従って演奏しました。
同じpurcellのchaconne gの譜面は、「多分、擬古典ではないのかな?」と思って、Benjamin Brittenのversionで最初は演奏したのですが、何と、Britten版は、purcellのoriginal版の演奏譜版でした。
「それでも、著作権が派生するのか??」と、納得が行かず、本番は急遽、Ashizuka-versionを作って演奏しました。
今回のVeraciniのpassacagliaも新曲なので、10月25日の曲の紹介から、奏法の説明をしたのですが、baroque時代の慣習なので、覚えれば良いだけなのですが、11月15日の自主練習の時に、復習してみたのですが、「corelliであろうと、purcellであろうと、Veraciniであろうと、chaconneはchaconneなので、弾き方は同じなのだよ!」と、説明をしたのですが、未だよく分かっていない生徒が多かったので、15日の練習の風景をYou Tubeにuploadしました。
同じ日の同じ練習を、同じvideocameraで撮影したAlbinoniのadagioの練習は、問題なくupload出来たのですが、Veraciniが、3日間掛かっても、3回、4回uploadし直しても、uploadがどうしても出来ません。
・・・という事で、(今もパソコンでは、upload中なのですが、)動画は諦めて、昨日、まるまる一日を使って、Veraciniの譜面をfinaleに入力して、演奏譜を作りました。
Albinoniに場合の奏法の違いは曲の雰囲気の違いでもあるので、生徒達にとっては、分かり易いのですが、Veraciniの場合には、曲の優美な部分とpatheticな部分では、rhythmを違えて演奏しなければならないので、そこの奏き分けが、中々上手く出来ないのです。
春の発表会では、間にクリスマス会も入るし、オケ練習の時間が少なくって、しかも殆どの生徒が受験年次でもあるので、余り細かく練習出来ないので、You
Tubeを諦めて譜面を作る事にしました。
まあ、過保護すぎるわね??優しい事!!
Facebookは、ステータスから、通常通りに文字の入力すると、相変わらず、打った文字が消えてしまい、悩まされてしまいます。
という事で、何度も繰り返している間に学習した経験則なのですが、・・まず先に、軽く文章を入力しておいてから、兎にも角にも、投稿をしてしまいます。それから、投稿された文章に「編集」で入力すると、なんの問題もなく普通にサクサクと入力出来ます。・・・そう言ったprotocolを事前に済ませるのも、なんか、正道ではないようで、気持ち悪いし、また、面倒くさいので、ヘルプを参照にしたり、netで同様のbugを調べても、今現在、そう言ったトラブルが発生している事例は数多く見受けられるのですが、それが、何らかの手順で「改良された」・・という記事は見当たらないようです。勿論、computerの機種との相性もあるのかもね。という事で本文に入ります。この「前振り」は削除しても良いのですがね。一応、残しておくことにします。
Veraciniのpassacagliaは、50年前に留学先のMunchenの楽譜屋さんで購入した楽譜なので、もう、ボロボロの楽譜なのですが、その楽譜で、10月と、11月の2回、生徒達に初見演奏をさせたのですが、意外と演奏は、難しかったようで、響きが不響和過ぎて、音が取れない所や、書かれている(記譜されている楽譜と演奏のrhythmが違うという)baroque様式の約束(定型)のrhythmが守れない箇所が多くて、受験生である生徒達の発散にはならないようです。
You Tubeで実際の演奏を聞く事が出来れば良いのですが、Veraciniの手によるoriginalのtriosonateの演奏は、幾つも見つかるのですが、このLupi-Veraciniの擬古典版は流石に、幾ら探しても、見つからないようです。
・・という事で、生徒達のために、11月の15日の2回目の私のlessonの風景を、You Tubeにuploadして、生徒達が復習出来るようにしておこう・・と、3回も4回もYou
Tubeにuploadをしたのですが、upload迄は、何とか出来るのですが、それからが、どうしても、出来なくて、動画を見る事が出来ない・・という所迄は、前回のFacebookにも、不平タラタラ書いた通りです。
この際、「練習のvideoを、生徒達が見て復習する事が出来ないのならば」・・という事で、2日掛りで、notationのsoftであるfinaleで、演奏譜を作成しました。しかし、やはり、Lupiさんのarrangeでは、音が変な所や、上手くない箇所が、結構、在って、「Lupiさんの意図は理解出来るのですが、それにしても・・」という事で、ついでに手直しをしながら、練習用に、新たにOrganのpartも追加しました。
私が公言している言葉なのですが、Hennry purcellのtriosonateの時のコメントで、「basso continuoを作るだけの技術、技量がない学者先生達は、弦のmelodieをなぞるだけのarrangeをして、それを「basso continuoだ!」と曰わっている。」と、「出版されている楽譜の、basso continuoのRealization」を頭から馬鹿にしていましたが、な!何と・・今回は生徒達が音が取れなくて、四苦八苦しているようなので、「弦のpartをなぞりながら」Organのpartを作りました。
勿論、basso continuoという意味ではありませんがね。
でも、決して、技術が足りなくって、弦のpartをなぞった分けではありませんので、間違えないように!!
誰かに馬鹿にされたら、ちゃんとOrganのpartを作り直しますが、その場合には、生徒の手助けには、全くならないので、悪しからず・・・アッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハ!!
「参考までに、音源を載せておきます。これはどうなるのかな?勝手にFacebookでは、startされてしまうのかな? 映像は付けていません。」・・・と思ったら、な!な!何と、音声だけでは投稿出来ないようです。
・・そりゃあ、面倒くさい!!等と言いながら、早速、homepagebuilderの中のsoftを使って、音声に絵を貼り付けています。
いや〜ぁ、、それにしても、マメだよね〜ぇ!!
少し、ノンビリとお茶でも出来ないのかね〜??
な!な!何と、4回、5回uploadしていた練習の動画が、(やって見るもので)・・何と、uploadが出来ました。
trimmingをしたり、Titleを変えたり色々とやっていたのですが、何故か、突然出来たのです!!
どうも、よく分からん!
この練習はoriginalのLupi-Veraciniの譜面を使用して、擬古典の曲で、baroqueの慣習的な演奏法を指導していたのですが???・・・、小、中学生には、そのbaroque奏法の理論が難しく、理解が中々出来ないので、練習をuploadして、理解して貰おうと思っていたのですが、いつまでも、You
Tubeにuploadが出来ないので、仕方なく、演奏譜を作成する事にしました。
ここまでは前回のFacebookで説明していますが、その過程で、いつものように、楽譜の訂正、修正が始まって、原譜は見る影も無くなってしまいました。
・・・という事で、明日の日曜日(11月22日)の練習には、新しい全く別の曲になってしまったAshizukaversionのVeraciniのpassacagliaの楽譜を配る予定なので、今更、このを動画をupする意味はなくなってしまったのですが、無意味ではあったとしても、取り敢えずuploadします。
「えっ〜?!何で〜ぇ!?」「もったいないから!・・ですよ!」折角、upload出来たからね・・?!
そんな理由??
そんな理由です。アハッ!
https://www.youtube.com/watch?v=cw_1GI99A7o
2月1日12:28
先週、一週間は千葉の教室ではlessonがない週だったので、昨日のオケ練習は一週間ぶりの千葉行きでした。ここの所の厳しい寒さが、昨日は和らいでいたのでオケの練習はストーブも焚かないで練習しましたが、夜は深夜になるに従って、流石に、急速に冷え込んできました。東京に戻ってから、いつものように事務所から自宅にバイクで戻って、自宅で、オケ練習の楽譜等の後片付けをしようとしていたら、パソコンの椅子でまたぞろ眠りかけてしまいそうになったので、慌てて、全ての雑用をそのままにして布団に潜り込みました。寝室が余りにも寒いので、普段は点けないエアコンのヒーターをつけて寝たのですが、2時間、否、1時間おきに、目が覚めてトイレに行きます。それが体が凍りつくように寒い。これはおかしいな??と、体温計で計って見ると、やはり7度超と微熱があります。エアコンのヒーターは喉に良くないので、『灯油のランタン』にしようと思ったのですが、体が芯から凍えてしまって、隣の部屋にある暖房器を取りに行く勇気が出ない。結局、朝まで寝たのか、寝てないのか?寒〜いお話でした。yahooによると練馬の外界の気温は2°だそうです。写真は部屋の窓からの如何にもどんよりとして、寒そうな眺望です。時間は午前5時半頃です。5時は未だ暗かったので、写真の撮影は無理でした。
それはそうと、先週はVeraciniのsonate accacemiche Op.2Nr.12 d passacagliaのbaroqueviolinのversionをfinaleに入力する作業をして、更に、その譜面を演奏譜に改編して土曜日迄には完成させました。とても長い曲なので、orchestraversionでは3分の1程にカットしていますが、baroqueviolin-versionでは、カットの場所を少し減らして、もう少し長めになるようにカットしています。それでも、かなりの長さになります。そして出来たversionをたたき台にして、更に、ornamentや即興を書き込んで、Ashizuka-versionのpassacagliaを完成させて行きます。
上記のpassacagliaのお話は、Veraciniのpassacagliaでも、violinsoloのversionのお話なのですが、同時進行で、orchestra-versionの方もarrangeをしています。昨日の練習は殆どの生徒達が、受験のために生徒の集まりが悪く、練習が今一でしたが、私のAshizuka-versionのVeraciniの新しく訂正になった部分を確認しながら練習しました。
流石に八千代組(専科生)の生徒達は、難曲である私のarrangeの曲を上手に弾き熟(こなし)ます。中々の腕です。後に続くはずの中級の生徒達が全員学業中心になったって、続かなかったので、後進の生徒達は小学生迄下がってしまいますので、専科生の間で一緒に練習するのは、非常に難しいし、チョッとかわいそうです。困った!困った!!(?????)
それは兎も角、練習をしている過程で、どうしても気にいらない部分が出来てきます。Pachelbelの時も、原曲がorgelのための曲なので、3声で書かれています。それをオケに書き直す時には、どうしても音痩せをしてしまいます。だから、新しい4声部目のpartを作らなければなりません。Veraciniの場合には、Lupiさんというアレンジャーが現代の人なので、必要以上に、強烈な和音を使用したり、弦オケの編成を大きなorchestraに想定しているので、室内弦楽オケでは、やはり音痩せをします。室内オケでも、ちゃんとした音が出るように・・とか、現代風の強烈な不協和な音を訂正しながら、徐々にAshizukaversionを作り上げて行くのですが、練習の過程で、どうしても気にいらない所とか、弱い所が出て来ると、手直しをしたくなってしまいます。楽譜は既に、生徒達にも配ってしまっているし、教室用のscore等も、何度もコピーし直しを要求されると、「発表会が終わってから最終稿を作ります。それまでは、赤入れで、指揮用のscoreも作らない!」とか言われて、「それは違うだろう!」と癇癪を起こしている所です。発表会が終わっても、訂正し続けているのですからね。このFacebookも同じです。Facebookを立ち上げた最初の文章だって、未だに訂正しているのですから。
2016年2月6日
2012年の11月の26日の八千代のコンサートでは、PachelbelのchaconneをMueller-Hartmannのarrangeの曲で演奏しました。
しかし、Pachelbelの原曲がpipeorganのために作られていて基本は3声部に書かれているので、それを忠実にarrangeしたために、なんとも、薄っぺらで納得が行かなかったので、翌年の13年の12月22日のクリスマス会でAshizukaversionとして改訂版を作って、Probeとして演奏しました。
同様に、Hennry purcellのchaconneやMarin Maraisのla folia、その他多くの擬古典の作品を改訂して演奏し直しました。
勿論、全ての曲を改訂し直した分けではありません。
Corelli=Geminianiのla foliaやVitaliのConconeは、そのままの版で演奏しています。
arrangeするpatternとしては、これまでは、出来る限り元の版をそのままに演奏して、その後、どうしても納得が行かなくって元の曲のarrangeのし直しをしたのですが、今回の4月の発表会で演奏予定だったLupi版のVeraciniのpassacagliaに関しては、練習の段階で早々と、納得が行かない所(というよりもarrange上のミスが)続出したので、最初はその誤りの部分を訂正するだけ、と思ったのですが、その箇所が余りにも多かったので、最初からAshizuka-versionの改訂版を作った方が訂正するよりも早い・・という事で新しい版を作る事になりました。
そこでAshizukaversionの改訂版の第一稿を皆に配って、練習に入って(初稿の初見練習(Primavista)はYou Tubeにupしています。)その後、第二稿が更に大幅に変更になって赤入れだらけになったので、私が「scoreを新しくして欲しい!」と言ったのですが、「どうせ、本番まで改訂が続くのだから、本番が終わってからprint outすれば・・?」と言われてしまいました。
「partは赤入れでも構わないけれど、scoreはそれでは指揮は出来ない。」という事で、新しくprint outする事になったので、「どうせ、作り直すのなら・・?」という事で、print outするまでの間に、大幅に改訂しました。
皆に訂正用のpart譜を見せる前に、その旨を伝達したら、「どこをどういう風に改訂したのか?」と言われたのですが、これまでの練習の時にもう、既に決めていたarticulation等々演奏上の留意点等を実際のscoreに書き込んだり、入りの位置やpizzicatoを新しく加えて、弱いpassageに別の旋律を付け加えたり・・と、かなり大幅な変更をしたので、全てを思い出す事が出来ません。
scoreとlayoutをしていないpart譜から赤入れをする事になったのですが、「出来るかな??」と、心配です。
それに楽譜を見て変更箇所をすぐに見つけられる程、今までの楽譜を覚えてはいないと思うので、貴重な練習時間が、変更pointのcheckのそれだけで終わってしまうと思うのだけど・・と、心配しています。楽譜を新しくprint outし直して配り直す手間と、変更箇所を生徒達に書き直させる手間では、失う物の大きさは分かりそうなものなのだけどね。まあ、しゃ〜ないか??
テレビで、こないだ道義さんが「楽譜に忠実に演奏するのがClassicですよ!」と言っていたのを聞いて、考え込んでしまいましたが、確かに一般の音楽を勉強する人達の場合には、楽譜を忠実に演奏するだけで、楽譜をkritikするという事はありません。
勿論、私もoriginalの曲をkritikする事は、(余程の誤りでもない限り)ありませんし、その楽譜上の誤りも放置する事にしています。
だから、kritikして改訂する曲はoriginalから制作された擬古典の曲に限っています。
時々、伴奏等が難しいので、簡単versionを書いて欲しいとか、この曲をオケに直して欲しいとか言われて改訂する事はありますが、それは、how-toなので別の次元の話です。
兎に角、私の方針で、演奏が終わった後でも、納得が行くまで改訂を続けます。でも、結局の所、死ぬまで納得する事はありませんよね。endlessですよ!当然・・!!
それがproというものだ!という事が中々分かって貰えないのですよ。
amateurとproの境目がそこにあるのにね??
取り敢えず、分かっている所だけ、書きます。
T8T14Org.9小節目viola、melodieの変更24~25cello+Kb.、T29B2、T35viola・articulationT41cello+Kb.articulation、53viola+Vc.T53
tempoT73viola 86~87Org.88T116Kb.org
取り敢えず此処まで!!
後は自分で探してください。