Vivaldi  Op.3Nr.11 concerto in re minore per 2vionin


5月22日12:34
Vivaldi Op.3Nr.11 d doppelのⅠ楽章の後半のcello‐soloの部分ですが、24小節目から25小節目を次のように変更します。
solo-celloとCembaloの人は譜面の変更をお願いします。
その理由は昨日説明した通りのSequenz進行を活かすためです。



5月16日 2:28 ·


「昨日のオケ練習で、Vivaldiの2台のviolinのためのconcerto dの色塗りの宿題を集めようと思ったのだけど、提出する生徒は一人もいなかったので、改めて問題を提起します。
最初のfugaの入りの部分は、私が塗り絵をして、Facebookの写真に掲載するので、以下、各自、続けてください。塗り絵用の楽譜が未だ、貰って無いので、楽譜を貰ったら、このPageに掲載します。
Vivaldi violin‐concerto Op.8 Nr.11 D Dur Ⅲ楽章の解説で、詳しく塗り絵の仕方を説明したので、このdoppelのd mollでは、suggestするだけにします。全く同じ作曲法なのでね。

1枚目のfugaの入りのthemaは、D Durと同じで、themaの前半部のAと、後半部の5度圏のthema Bに分かれます。


以下同様に、D Durと全く同じ展開が成されます。
練習番号の55小節目(通し番号では89小節目)からは、fugaのお定まりのorgelpunkt(日本語ではオルガン点と訳されますが・・)がAの音で持続されます。








themaに対するKontrapunkt(対位主題)は青のMotivと、緑のMotivが4回繰り返されて、纏め(終止)の紫で終わります。
cello・Kontrabass等が終わって2ndがthemaの入りを始める時には、violaのpartが対位旋律に入るので、ダーマトグラフ色鉛筆の青で書かれたMotivは終止句(kadenz)になります。
同様に、そのままのcello・Kontrabassの茶色のMotivは、第二対位主題になります。
つまり、themaの対して、第一と第二の対旋律があります。













冒頭の部分に、viola‐soloのpartを追記しました。


6月15日 11:29
6月11日のオケ練習の風景をYou Tubeにuploadしました。テロップで練習内容の説明をしました。
https://www.youtube.com/watch?v=PD-zEik2uGc&t=273s


芦塚音楽研究所千葉音楽教室オケ練習17年6月11日Vivaldi Op 3Nr 11 d doppel

17年11月の八千代のコンサートのためのオケ練習です。…

6月15日 11:59



5楽章の和音が良くなかったので、練習用の楽譜を作りました。次回のオケ練習で練習します。
6月16日 3:01






8月26日 7:41 ·
Vivaldi d moll doppel Op.3Nr.11のRicordi版ですが、色々とミスが多いのはいつもの通りなのですが、sicilienneは、間違えた和音が多くて、響きの悪い箇所が多過ぎるので、諦めて、和声法的な間違いを、書き直しをしました。そのversionで練習を開始して、暫らく経ちましたが、昨日は、参考までに、You Tubeの演奏でupされているVivaldiのdoppelから、period奏法の演奏を1つ、2つ聴いて見たのですが、その時に、曲のTitleにBach=Vivaldiと書かれている演奏があるのを見て、「そうか??この曲もBachがorgelにtransposeした曲だったのか?」と、思い出して、ハイツにあるOrganの楽譜をcheckしてみました。
Bach先生は前回の春待ちコンサートで演奏したVivaldiのa mollのdoppel concertoもOrganにtransposeしています。今回、d mollのdoppel concertoを聴いて、私が驚いたのは、orchestra=versionでの演奏が、BachがOrganにtransposeした曲を、更にorchestraに戻してあったからです。つまり、Vivaldiが書いたとは思えないsicilienneの和音進行をのBach訂正した和音から、orchestraにtransposeしてあったのですよ。(勿論、楽譜は出版されていませんから、同じtransposeをしなければならないので、今回の八千代での演奏では、私のversionのままで演奏する事にします。
しかし、それにしても、Bach先生・・・・、私が長い事、悩んでいた箇所ですが、なんとオケの和音のpartではなく、melodieを変えていたよ❢❢
いくらなんでも、それはないんじゃない??😨

Vivaldiのoriginalでは、2小節目の伴奏の頭の音Faは、非和声音の繫留音になり、melodieのMiは導音なので、和声上の禁則になってしまい、非常に鋭い音がしてしまいます。Vivaldiの意図的には、×印1拍目と3拍目に長7度の鋭い響きが出て来るので、Sequenz的に、繫留による7度と導音のぶつかりは回避出来る・・という考えによります。
しかし、実際の演奏ではその音のぶつかりはbaroque的には少し強烈です。
という事で、Bachは繫留音をⅡ度の和音の第7音に変えて、melodieを和音上の音にする事でその禁則を避けています。・・という事で、melodieを変えてしまっているのです。
私の場合には、Vivaldiのmelodieの変更は変更したくはないので、見せかけのⅦ度の7の和音で、実際にはⅡ度の和音に聞こえるようにして、繫留のFaの音を省く事で、導音のぶつかりを回避しています。Miの導音が、飛んで入っても、柔らかく聴こえるようにしました。ちなみに、3拍目の長7の和音のFaとMiの7度のぶつかりを無くして3和音に訂正したのは、1拍目の長7度のぶつかりがなくなったので、長7度のSequenzが成立しないからです。



ちなみに、問題のMiの音をソに変えて弾いている団体も多いようです。導音ではなくなるので、Faとのぶつかりも幾分解消出来るからです。
8月27日 9:06




Vivaldiの音型をなるべく忠実に活かすには、1stのFaの繫留音とsoloの導音が短2度でぶつかるのを防げば、ある程度は回避出来ます。つまり、1stのFaをoctave下げて2ndかviolaに回せば、短2度のぶつかりが長7度になるので、幾分はマシになります。
でも、この逃げ方をしている演奏団体はいないようです。
8月29日 18:48