芦塚先生愛用のviolin-case



芦塚先生愛用のオバQ・ヴァイオリン(変型ヴァイオリン)はそれ自体珍しいものですが、負けず劣らずケースも珍しいものです。

何故、この木のviolin-caseが、芦塚先生のお気に入りかと言うと、実は「Haydnが仲間達と練習をしている所の絵画に書かれているHaydnのviolin-caseと同じものなのです。




           

このcaseには取っ手が付いていますが、芦塚先生のviolinーcaseにも取っ手の跡があります。


薄くてよく見えませんが、写真を取り直そうかな??

取り直して見ました。


右側の写真の二つのポッチが取っ手の跡です。

Haydnと同時代のviolinのcaseで間違いありませんよね??
アハッ!






「今は昔」といっても、そんな昔のことではなく2,30年位前の話ですが、弦楽器屋さん(いわゆるディーラーのことですが、ヨーロッパから楽器を送ってくるのに,木のヴァイオリン・ケースに入れて送ってきてました。
当時はそういったケースがたまってしょうがなかったので(象嵌の入ったような高価なケースは別として)殆んど焼却していました。
ということで焼却のためにゴミといっしょに積み上げられた中から拾って来たケース(勿論ただ)なのです。
19世紀の頃になると黒の鯨型が流行になったのか、いろいろな絵画には右の写真のようなヴァイオリンケースがよく描かれています。


まあ、私はDraculaの棺桶型と呼んでいましたけれどね??