小節数は前奏を入れてcountしていますが、勿論、3小節目からthemaがinします。3小節目から16小節目迄の7回のthemaの4個目の音fis上の和音は、fis-moll(fis上の短3和音)の和音です。
themaの8回目(17小節目)からの4個目のfis上の音は、Ⅰの和音(長3和音)に変わります。Ⅰの6の和音です。themaの13Variation、つまり、28小節目まで、Ⅰの6の和音が使われています。
次の29小節目、14Variationからはまた、最初のfisの短3和音に戻ります。
Ⅰの6の和音は26Variationの54小節目まで使用されますが、43小節目の21Variationからは、subdominantへのdominante、所謂、D゜のChordが印象的に使われます。つまり、Ⅰ♮7のChordです。目まぐるしくド♮とド#が交代で登場します。2nd.のpartが終止のpassageに入った27Variation(55小節目)で、思い出のように、fis上にⅢ度の和音が復唱されて静かに終わります。
大きく見ると、Canon全体の構造式はそのようになっています。
今は2月19日の水曜日の午前4時半を過ぎた所です。
未だ、鬱った状態でBedにも入らないで、PachelbelのCanonを弄ったり、テレビのnewsを見たり・・とウダウダしているのです。
「PachelbelのCanonは同じgroupの繰り返しを何回繰り返すのか??」という事を楽譜上に書いていなければならなかったのですが、ハイツのパソコンの中に残っているfinaleのdataは、音源のdataだけでしたので、繰り返しの回数が書いていませんでした。
先ずは、このCanonの構造式は4部構成である事が分かります。
纏めると、全体の構造式は四部構成になっていて、前奏の2小節を除いて、
4個目の音がfisの短3和音になっている第一部がVariation1~7(3小節目~16小節目)=13小節あります。
第二部が4個目の音がⅠの6の和音になっているVariation8~13(17~28)=11小節です。
第三部が、4個目の音が再びⅢの和音になっているVariation14~18(29~38)=9小節です。
第四部は再びⅠの6の和音になっている
Variation19~26(39~54)=15小節なのだが、この第四部は19~20のVariationは、そのままのrepriseなのだが、それ以降のVariation21~26(43~54)=11小節にはⅠ♮7の所謂、(subdominantへのdominanteである)D゜のChordを使用しているので、曲の終わりが近づいている・・という終止感を非常に強く表現している。(譜例一番下の段のド♮の音)
この構造式はBachのinventionの1番の構造式と同じように、一部13小節と二部11小節なのだけど、第四部は(39~54)の15小節と、四部の後半からの(43~54)の11小節の二重構造になっていて、balanceを保っているのですよ。
一番最後には、1回だけ、Ⅲ度の和音が反復されて終わる。Variation27(55~57)=3小節である。
Canon・・という事で、低弦は同じthemaの繰り返しで、melodieも、旋律の追い掛けっ子なので、際限もなくダラダラと演奏される事が多いのだが、Pachelbel先生としては、ちゃんとbauplanを立てて、balanceの取れた構造式で計画をして作曲をしているのだよ。
構造式をちゃんと理解して演奏している演奏団体の少ない事❢❢
まあ、演奏家は作曲家ではないのだから、構造式が理解出来なくても、しゃあないよね~ぇ??
無知を恥じる人は居ないようだしね??
それはそうと、色々とgroupのchangeの箇所での細かい問題もある。
それはgroupの和音が変化をして次のgroupに以降する時に、例えば、1st.がⅠ度上の和音を演奏しているのに、2nd.のpartでは、未だⅢ度の和音が残っていて、音の干渉(解決されない七度の不協和音)を生み出してしまうのだよ。
一瞬なので、殆ど気にならないのかも知れないのだが、気にしてしまうと、結構気になってしまうのだよ。
また、和音の変化が2小節遅れて、1st.ではなくて、2nd.のpartで和声が変わるのだよ。
だから、unison練習の時には、2小節早くgroupのchangeをしなければならないのだよな??
色々と工夫が必要な所はあるのだよな??
『Canon並びとCanon体操』
Canon並びに付いても、Canon体操に付いても、その意味を何度と無くこれ迄にも書いていたので、何を今更・・という事で・・
書いた文章を見つけたら、コピペします。
以下、口伝・・