66小節目の3拍目から始まったcello、Kontrabassとviolaのunisonの進行は、70小節目で突然unisonになって、71小節目の2拍目から、また2声部の進行に戻る。
このoctaveparallel(平行8度)の進行を回避するには、68小節目のviola音型をそのままSequenzさせると、69小節目から70小節目で、またまた再び平行8度の進行が起こるので、それを避けるために、70小節目のviolaは一回目と全く同じSequenz進行をさせるか、または、反進行をさせて禁則を回避する方法がある。
注) □で括られた小節が、反復される事によって、平行8度の進行を防いでいる。