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keyboardの入力だけという意味で考えると、下の写真の電子Pianoの鍵盤からも、finaleに入力が出来ます。
後ろからUSB接続が出来ます。 
しかし、パソコンのディスプレーもPianoの側に置かなければならないので、場所的にはfinaleの入力には不向きなので、パソコンのmidikeyboardとしては使用していません。
note型のパソコンならば、Pianoの上に置くことも可能なのでしょうが、大型のディスクトップパソコンでは無理なので・・・。(譜面台は簡単にネジでハズす事が出来るので、popularの人達や、作曲onlyに使うのなら、便利かもね。
finale専用にノート・パソコンを買える人なら、こちらの方が有利かもね。





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ショート・カットのショート・カット

「芦塚先生のショート・カット一覧」
(敢えて、「芦塚先生の・・・云々」と、付いているのは、「芦塚先生のパソコンで有効な、ショート・カット一覧」という意味だからです。つまり、finaleのusermanual通りに、ショート・カットをしても、パソコンによって・・や、或いは、キーボードの種類で、出来ない場合の方が多いので、芦塚先生が自分のパソコンで使用して、芦塚先生のPCのキーボードで、使用可能なショート・カットの一覧・・という意味になります。)ここでも、誤解がないように、言っておきますが、キーボードというのは、鍵盤のキーボードの事ではなく、文字を入力するためのパソコン用のキーボード・・という意味です。
勿論、パソコンのキーボードは、メーカーによっても、或いはそのキーボードの種類によっても、割り当てられた機能が異なります。だから、finaleのショートカットキーが、どのパソコンの、どのキーボードを指しているのかは、分からない・・という意味です。
ですから、この最初のショートカットキーは、マイクロソフトの標準のショートカットキーですが、finaleのショートカットキーは、また特殊で、寧ろMac用のキーボードではないか??と思っています。
教室のMacは古いfinaleのfileを読み込むための古いG4なので、それにはキーボードの割り当てはありません。
この割り当て一覧は、あくまでwindows XPと、windows7の一覧表です。
windows8.1やwindows10は、未だ使用していないので、分かりません。

ナチュラル

N

(テンキー)-(マイナス)

;、(テンキー)+

音符、休符の変換〈繰り返し〉

R

音符、休符の表示、非表示

音符の削除

SelectしてからDelete、

(小節全体の削除も小節内の音符の削除も)

次の音符へのtie

t、テンキーの/

前の音符と連結tie

テンキーの/

音符に付点を付ける

(テンキー).(ピリオード)

音符、小節等のコピー

Ctrl+c(コピー),ctrl+v(貼り付け)

キーボード入力時の異名同音(単音の変更)

数字キーの\(ショート・カットのテンキーでは、数字の9キーが異名同音のキーになっているが、9は3連音の変換である。ここでは解説は混乱している)

 異名同音(全体の変更) 一括変換は編集から異名同音の表記⇒それから幾つかのメニュー(選択肢)があるが、上手くいった試しはない。

親切臨時記号(カッコ付き)

音符が反転状態でP(二度打ちで繰り返し)

⇒但し、(カッコ付きの臨時記号をキャンセルするには、高速入力stepでその音符をselectしてそれから、アスタリスク*をクリックしなければならない。ショート・カットはない。超めんどくさい!!)

臨時記号ナチュラル

N

3連音

3連音の冒頭の音符を先にselectしてから数字キーの9、若しくはテンキーの9でもよいのだが、次の頭の音符では、またselectしなければなりません。超、面倒くさい。。
3連符の記入例
  ・連符を始めたい音の高さにカーソルを持って行く。
  ・ctrl+3
  ・音符の入力を開始。
5連符ならばctrl+5で出来ます。 というのもあるそうです。

装飾音

Alt+G (取説の、alto+Gでは装飾音は解除されない。ctrl+Gでは装飾音の変換と解除が出来る。

矢印キーは、音符がselect(反転)された状態では 

矢印キーは前後の音符に移動する。 また、和音の場合には、同一和音の音符を上下に移動する。
ひょっとすると、便利かも??

小節全体を削除する時には、

その小節をselectしてdelete

任意の小節以降をselectする時には

その小節をselectしてから、shift+end

以下

@特定の段をselectして、deleteした場合には

小節の中の音符が削除される。

A一番上の段から、一番下の段(全ての段)をselectしてdeleteすると

そのselectされた小節が削除される。

和音の中の特定の音を削除する場合には

和音上の削除する音符を、再入力してその音符を赤く反転させてdeleteすると、反転した音だけが消去される。

 消しゴムツール⇒delete*delete は音符がselectされている状態でdelete。
音符がなくなると消しゴムと音符のselectを繰り返す。
*音符がselectされている状態なら、テンキーで音符に戻す。
数字キーは和音の音が入力されてしまうので不可!
*選択の矢印で、小節をselectして、deleteキーをクリックすると、小節内の音符が全部消去される。
*score全体をselectとして、deleteすると、そこまでの小節が、削除される。

PagelayoutでTieが次の段へ跨ぐ場合には、

表示メニューからスクロール表示させてTieを書いてから、ページ表示に戻すと良い。

選択ツール(矢印)に変える場合は

Escキーを押す・・と書いてあるが、Escキーは2回押さないと選択ツールには切り替わらない。

選択ツールから元の編集ツールに戻すには

取説に書いてあるEnterキーでは小節の属性が開いてしまう。doubleclickではその小節全体がselectされてしまう。 ⇒出来ない!!

小節を跨いだ連桁

選択キーを選んで目的の拍の次の小節をselectする。⇒プラグインメニューから⇒音符関連⇒パターソン・プラグイン⇒小節を跨ぐプラグインかその解除を選択すると良い。
但し、小節を跨いだ状態のまま、コピーや編集をすると、音符が全部ずれてしまう。コピーや編集をする時には、小節を跨ぐ連桁を解除してから、操作する事。


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まず最初に

Finaleの操作を覚えるにあたっては、幾つかの大きな問題点がある。「その問題点をよく理解しておく事が、finaleと付き合うコツかも知れない」
・・と言う事で、問題点を赤字で記載しておく事にした。

「第一の問題点=finale独自の音楽用語について」

まず、その問題の一つは、Finaleで使用されている単語が、音楽を専門に勉強している音楽家達や生徒達が普段使用している音楽用語ではない、(つまり楽典の用語や音楽理論の用語ではない)・・・という事なのだ。

音楽用語ではなく、finaleのための独自の音楽用語とでも言うのだろうか??

という事で、我々音楽家がfinaleを使用する時には、音楽用語から、そのindexを探すのではなく、finale独特の用語を覚えながら作業をしていかなければならない・・・のだが、その言葉を探し出すのは、finale独自の辞書が必要なぐらいの至難の業とも言える、難関の作業である。
しかも、その難関の作業をさらに増幅させているのは、finaleのindexのヘボさであって、その分類のconceptや、単語の分類は、単なるABC順、あいうえお順になっていて、求める単語に操作手順が書いてあるとは限らないのだ。

要するに、finaleに一つの操作手順が分からない・・という場合においても、indexからその操作法を求め探し出すのは不可能に近いのだ。

もっと、悲惨な事は、運良くfinaleのindexから・・や、ネットで求めている操作の手順が分かったとしても、その操作手順通りにfinaleの作業したとしても、それが、あなたの求めている問題(課題)の解決に繋がる・・・パソコンの操作手順に当て嵌る・・・という保証は、何処にもないのだ。

私も、一時期は、finaleクラブに入会して、finaleを操作する事に手馴れているfinaleの先輩達や、finaleの参考書を買い込んだりして、四苦八苦して、やっと何とか、Finaleの操作をして来たのだが、それが、困った事に、finaleがversionupする度に、パソコンがgradeupする度に、その度に、操作の手順が変わってしまうのだよ。

以前のマック時代の20年以上前のfinaleの操作手順は、古いマックのfinale1994や1998で、マックとwindowsの互換性を出して、ハイブリッドになって、それから、windows7が出た時には、旧versionのfinaleとは、全く互換性がなくなってしまった。それで、仕方なく、安い簡易versionのfinaleであるPrintMusicを買わなければならなかったのだが、やはり簡易versionでは、教室で使用するのは無理だという事が分かって、finale2014に戻ったのだよ。しかし、PrintMusic2011に使用していたショート・カットが2014ではもう使えないのだよ。

やっと、何とか、その操作手順を発見しても、次に使用する時には、その手順が、取説や、解説書に書いてある通りではないので、私のパソコン用の操作手順を、すっかり忘れてしまって、またまた、超、ヘボいfinaleのusermanualを引っ張り出して、最初から探して、見つからなくって、悩んでいる毎日である。

そこで、それぞれのfinaleに出て来るヘルプから、操作手順を見つけようと試みたのだが、以前使用していたショート・カットは、次のversionでは使用できないし、また、そのversionで出来るはずのショート・カットですら、パソコンのキーボードが変われば出来なくなるという、問題はそのままなので、以前は、歳をとって覚えられなくなったから、finaleの作業中に、必要な操作に行き詰まった時に、その手順のショート・カットを自分用の覚書として、スクラップブックにまとめていたのだが・・・、今回は、私の個人的な理由ではなく、教室の先生達用やfinaleをlessonしている子供達用にも、もう一度改めて、まとめ直してみた。


しかし、ここでまた先ほど書いたfinale独自の音楽用語の難解さと日本で使用されている音楽用語の訳語の違いと、コンピューター人種の人達の書く独特の解説書、説明書の難解さに遭遇する。
Finaleを作る側の立場、編集する側の立場と使用する側の立場による分類の違いである。
この難解さを解消するには、lectureする側が、使う立場で、gradeを再編集する必要があるのだ。

教室のgradeによる手順は、ドイツ語やフランス語を学習する時の、所謂、語学研修の時の、gradeによる単語の使用に似ている。


まず、grade1というか、step oneと言うかの、初級versionで
「音符を入力するだけの場合には、何が必要か?」というウルトラ初級の音符の入力に必要なショート・カットである。

A:初級のウルトラ初級ならば、音符を入力する事が出来れば良いのだが、楽譜を入力するだけなら、ショート・カットはそんなに必要ではない。

だから、finaleの音符の入力時に必要なショート・カット・・・と、いうよりも、ワードやExcel 等、パソコンの一般的な操作で必要なショート・カットだけで充分なのだよ。

つまり、ウルトラ初心者にとっては、finaleのショートカットを覚える前に、
「パソコン本来のショート・カットが分かっているのか?」・・という話になる。そこの部分のlectureになる。


B:中級は、音符のarticulationの入力と、楽譜のlayoutの方法であろう。
作成した楽譜をlayoutして、プリント・アウトまで出来ればよい。

しかし、articulationを細かく入力する事と、印刷するために楽譜をlayoutする・・・という事は、Pageの節約にも関係してくるので、そんなに簡単な作業ではないし、ペーパー上で一通り学習するだけで、学べる事ではない。
あくまで、実際に使用する立場で、ベテランの先生から学ばなければならない、職業的な技術である。。

C:上級ともなると、もっと、より高度な専門的な技術となるので、音楽教室や音楽大学で指導する領域ではない。
出版社に就職してからの専門的な話だな。

という事で、私がfinaleの使用法のお手伝いをするのは、中級まで・・という事であるな。

ずっと以前から、私がfinaleの作業をする時に、折に触れて、便利なショート・カットや、よく使用する操作の手順を私なりにまとめて見たのだが、今回、子供達のためにfinaleのパソコン教室をやるに当たって、簡単で分かり切った操作も含めて、子供達のために、もう一度全面編集、改訂し直しする事にした。

参考までに:http://www.ncnmusic.com/gakuten38.htm
音楽用語辞典一覧  外部サイトです。





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「役に立たないusermanualのショート・カットキーの一覧表」

二つ目のfinaleの問題点は、私が使用しているfinaleは10年以上も前のMacから始まって、hybridでwindowsに移行して、94、2000、2004、と数限りなくversionupして行き、最終的にfinaleの2004がwindows7にversionupする事が、出来なかったので、
「仕方なく取り敢えず・・・」 と、言う事で、同じfinaleの会社のsoftではあるのだが、finaleよりも下位のsoftであるPrintMusicを買った事だ。

つまり、旧versionのfinaleで出来た事が、新PrintMusic2011で、出来なくなってしまって、仕事に差し障るようになったので、今回、意を決して、更に又々2014の最新versionにversionupした。

あたかも、教室のfinaleとの戦いの歴史のように、finaleの履歴を面倒臭く書いたのは、全く同じ作業であったとしても、versionが上がるその都度、ショート・カットや作業の方法論が変わってしまう・・・というとんでもない事がその中に潜んでいるからだ。

大きな基本的な操作は変わらないとしても、細かい変更がしょっちゅう変わってしまって、なかなか覚えられない。
・・・というよりも、何処がどういう風に変わったのか??、・・・・又、どういう風にその作業を探し出して良いのか、indexを何度見ても、分からない・・・という事なのだよ。

もっと面倒くさい事は、やっと、何とか、作業の方法を探し出せたとしても、パソコンのキーボードによって、それぞれのキーに与えられている機能が異なるので、私が使用しているショート・カットが必ずしも、教室の先生達のノートパソコンで使用出来る分けではない・・という、とんでもない面倒臭さである。

finale2014のショート・カット一覧で調べたショート・カットの機能が、私の使用しているパソコンのキーボード(Microsoftのキーボードなのだがね??)には割り当てられていない場合が多いからだ。

「その実際の例を上げると・・・」

装飾音をショート・カットで入力したいと思っても、パソコンによって大きくその操作手順が異なる。

finale2004のユーザーマニュアルでは「;」または「G」と書いてある。
しかし、「;」だけだと、私のパソコンでは、それ以降の音に、全て#が付いてしまう。

解説書のようにGキーを押すと、単なるGの音(Gの文字ではなく、Gの音符・・!)が入力されてしまう。

次にctrl+;と入力すると、画面が入力の度に大きくなって行き、画面を元に戻すには、ctrl+-と入力しなければならない。
shift+=でも同じ様に画面が大きくなって行く。

最初の希望であった装飾音の入力は、ctrl+Gと押すとon、offを繰り返すのだが、それは何処にも書いていないのだよ。
つまり、取説が全く役に立たない場合が多いのだよ。


それは、パソコン側のキーボードのキーの割り当てに関係しているのかも知れないが、しかし、finaleは、どのパソコンの、どのキーボードがスタンダードか??という事は何処にも書いていないので、結局は、誰にも分からないのだよ。

パソコンを使用している人にとっては、その人が使用しているパソコンが、常にスタンダードのパソコンになるのだよ。
だから、日本製のパソコンを使用している人達もいるし、外国製のパソコンを使用している人達もいる。
教室で使用しているパソコンはHPのパソコンだし、私の自宅のパソコンは、Dellのパソコンで、勿論、キーボードも違う。

ちなみに、私が使用しているキーボードは、Microsoft社のナチュラル・エルゴノミック・キーボード4000という長時間の入力に対応したキーボードである。
という事でそのショート・カットが、他のパソコンのキーボードに整合するわけではない。
困ったもんだ!!


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「間違いは、誤りではない!」
子供達が、ショート・カットをなかなか覚えてくれない原因の一つは間違いを怖がる事にあるのだが、もしも間違えた時には、一つ、二つなら、編集⇒取り消しを、クリックすると間違える前の作業に戻れるし、ctrlキーを押しながら、Zでもよい。

しかも、編集から取り消しは、最終的に保存した所まで、何回でも戻る事が出来るので、間違いを怖がる必要はないのだよ。

私に至っては、layout的に感覚を掴むために、ワザとアバウトなsampleを打ち込んで、好ければそれから、本当の音符を入力する事だってあるのだから。
ラフレイアウトという手法であるよ。
(この方法論は、芦塚メトードの時短のmethodeでもあるので、後半に詳しく説明してあるので、そこを参考にしてください。
かなりの時短が出来ます。)


finaleを音符を入力する時に必要なショート・カットは、文字を入力する時の通常のソフトのショート・カットと同じだよ。

原則として、パソコン自体の基本のショート・カットは、finale上でも変わらない。

つまり、コピーやペースト、切り取りや元に戻すという基本中の基本中の作業はワードやExcel の手順と同じで、finale上でも、その手順はそのままなのだよ。

特定の小節をペーストしてから、以降の部分を全selectするには、shift+endとか、ワード等の手順のショート・カットと全く変わらないのだから、
「finaleでそれが出来ない」と言っている・・と、言う事は、要するにワードやエクセルでも、或いは、outlook上でも、ショート・カットを全く使えない、という事になって、それは論外だなや!?

芦塚先生の教育法では、ショートカットも
「覚える前に慣れろ!」で、芦塚先生のパソコン教室にも掲載しているが、100円ショップに、基本的なショート・カット一覧がマウスパッドになって売っているので、可愛らしいマウスパッドを使用する前に、こういった実用的なマウスパッドを使用していれば、覚える必要はないし、使っていれば、自然に覚えてしまう。
繰り返すが、
「覚える前に慣れろ!」なのだよ。

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