そんなもんだよ。
ただ、そういった「時短」が嫌いな人達は、その分類をする手間を惜しむのだよね。
それが幾ら無駄な時間を作り出すのだ!と、説明しても、「分類をする間に覚えられる。」と言って、その一手間をしようとはしない。
それで、またぞろ、時間を失っているのに、そこには気づこうとはしない。
「finaleのキーボードとテンキーへの割り当て」
これは、finaleの取説に付いていたキーボードとテンキーの割り当表であるが、このテンキーの一番上の「clear」と「=」のキーは、windowsのテンキーにはない。
Macのテンキーなのかしら??
教室のMacであるG4は、キーボードが見当たらなかったので、windowsのキーボードを取り付けているので、分からない。
この図に書かれているショート・カットキーの絵の「9」の異名同音は、3連音のショート・カットになってしまって、取説に書いてある異名同音の変換は行われない。
勿論、この絵のテンキーの「=」キーもwindowsのパソコンのテンキーにはないので、=キーとclearキーは、一緒になってNumLockキーになる。
解説がMac使用なのかもね???
そういった問題とは別に、よく、生徒達から「finaleの操作が出来ない」と掛かって来るhelpの電話で、一番多いのは、「テンキーを感知しない」という事だ。
テンキーの一番右上のNumLockキーを押すと、テンキーがパソコンに接続される。
接続されると、青いランプで接続を表示する。・・・(と書いてあるのだが、何処に青いランプがあるかは、パソコンやテンキーによって違うので、示唆する事が出来ない。)
その他、finaleの画面の右下の所に、Nunが表示されているか確認する事。
二番目に、犯しやすい超初歩的なミスは、commandを入力する時に、「ひらがな」になっていて、「半角英数」になっていないというミスである。
コマンドキーは、半角英数でしか、動作しない。
パソコンを普通に仕事に使っている人達にとっては、至極、当たり前の常識の範囲なのだが、パソコンをゲームのおもちゃの道具としか見ていない子供達や、友達とネットで繋がるための道具として見ている若者にとっては、そういった当たり前のパソコンの操作のlectureから、指導を始めないといけないのだよ。
「基本的なShortcut一覧@キーボードの定義」
基本的なshortcutを生徒に教える前に、「キーボード」という言葉の定義である。
「キーボード」という言葉については、パソコンの文字を入力するための、キーボードと、音符を入力するための、midiキーボードがある。
次に、「数字キー」の定義である。
正式には、どのように区別するのかは、知らないが、数字キーには文字列キーの上にある数字キーと、右横にあるテンキーがある。
この両方とも、数字キーと呼ばれる事が多い。
子供達に電話等でfinaleの使い方を説明をする時に、私が「数字キーの9の数字を押して」とか言うと、「数字の9を押したけれど変わりません。」と、文句を言われたりする。
先生達へ説明する時にも、電話やmailで説明するので、よく混乱を来たして、「出来ない!!」と、怒られたりする。
(ノート・パソコンを使用する時でも、リアルタイム入力をする時以外は、外付けのテンキーを付けて、テンキーで、shortcutをして、入力した方が格段と速い。)と言う事で、これは正式のパソコン用語ではないのだが、私の場合には、先生達や子供達への説明をする上での便宜上、文字キーの上の数字キーを数字キーと呼んで、(外付け、若しくはキーボードの)右側のテンキーを、テンキーと呼んで区別している。
更に、紛らわしいのは、先程も書いた、midiキーボードである。
finaleでは鍵盤のキーボードで音符を入力する。
テンキーで、基本は数字キーで音価を変える。
・・・・四分音符が数字の5、2分音符が数字の6、全音符が数字の7である。数字キーの8は何と大全音符で、数字キーの5からは、4が8分音符、3が16分音符、2が32分音符、で1の64分音符まで行く。
それ以外の数字キー、9は3連音を表す。(3連音の冒頭の音符を入力して、9を押すと、3連音が表示されるので、音符を入力すると良い。しかし、連続して3連音を書き表す時には、他の操作をお勧めする。)
/キーはTieを表す。(音符をselectした状態で、もう一度/キーを押すと、Tieが削除される。=on・offの繰り返し)
「.」点キーは、付点を表す。二度押すと複付点になる。
+と-キーは#と♭を表す。そのまま二度押すと、ダブル#、ダブル♭になる。訂正は当たり前の事ではあるが、反対のキーを操作すれば良い。
教室には、チョッと手軽に入力をする時の、小さな鍵盤サイズの2octaveしかない、超ミニのキーボードと、普通のPianoと同じ鍵盤サイズの51鍵の大型のmidiキーボードがあって、曲の入力に合わせて、使い分けている。
大型の鍵盤のキーボードの写真はこのPageのトップに子供達の音符の入力風景として、掲載している。
今回、初めて37鍵、3octaveのUSBキーボードが売り出されたので、早速注文中である。
2octaveでは、鍵盤の切り替えが煩雑になって、混乱する事があるからです。
しかし、51鍵では、大きすぎてパソコンの机に乗らないので、やはり程よい大きさが使いやすい。
重複するが、参考までにハイツで使用中の大型のキーボードの写真を掲載しておく。
音符を入力するためのmidiキーボードも、私達は普段、「キーボード」としか言わないので、更に説明が混乱してくる。
一般的には文字入力のキーボードと区別するために、音楽で使用する鍵盤の事を、「midiキーボード」とでも、言うのかもしれないが、「midi」というと、音源を意味する場合が多いからである。
パソコンにmidi音源を接続して、演奏させたり、midiキーボードとmidiの音源を接続して、キーボードで音を出して演奏する事もあるからだ。
midi音源や、midi内蔵のキーボードもあるので、説明は複雑怪奇になってしまう。
つまり、「midiの音源に接続して・・!!」とか、普段言っているからと言っても、「midi」がキーボードの固有名詞にはならないからだ。
それにmidiの接続端子は、キーボードと電子Pianoには付いているけれど、windowsのパソコンには、midi端子はなく、基本、USB接続だからね。
ハイツにあるPriviaも、USB端子があるので、USBキーボードとしても使う事は出来る。
しかし、パソコンを、移動出来る場合だけである。
パソコンとキーボードが離れていては、入力は不可能だからね。
パソコンにキーボードを接続する時の注意(point!)点
finaleを開いた状態でテンキーや鍵盤のキーボードをUSB接続しても、finaleはそれ等を感知しない。
必ず、finaleを一度、終了させてから、USB接続をして、それからfinaleを開く事!
「A芦塚先生のショート・カット一覧」
(敢えて、「芦塚先生の・・・云々」と、付いているのは、「芦塚先生のパソコンで有効な、ショート・カット一覧という意味だからです。
つまり、finaleのusermanual通りに、ショート・カットをしても、上手く出来ない場合の方が多いので、芦塚先生のパソコンのキーボードで可能なショート・カットの一覧・・という意味です。)
ナチュラル
N
♭
(テンキー)-(マイナス)
#
;、(テンキー)+
音符、休符の変換〈繰り返し〉
R
音符、休符の表示、非表示
h
音符の削除
SelectしてからDelete、
(小節全体の削除も小節内の音符の削除も)
次の音符へのtie
t、テンキーの/
前の音符と連結tie
テンキーの/
音符に付点を付ける
(テンキー).(ピリオード)
音符、小節等のコピー
Ctrl+c(コピー),ctrl+v(貼り付け)
キーボード入力時の異名同音(単音の変更)
数字キーの\(ショート・カットのテンキーでは、数字の9キーが異名同音のキーになっているが、9は3連音の変換である。ここでは解説は混乱している)
異名同音(全体の変更) 一括変換は編集から異名同音の表記⇒それから幾つかのメニュー(選択肢)があるが、上手くいった試しはない。 だから、finaleの編集メニューから、異名同音の表記⇒色々な対応表をselectすると良い。finaleには楽典の知識が乏しいので、bestchoiceはない。残念だがその都度、selectしている。表記対応表を使用とか・・で。
親切臨時記号(カッコ付き)
音符が反転状態でP(二度打ちで繰り返し)
⇒但し、(カッコ付きの臨時記号をキャンセルするには、高速入力stepでその音符をselectしてそれから、アスタリスク*をクリックしなければならない。ショート・カットはない。超めんどくさい!!)
臨時記号ナチュラル
N
3連音
音符を先にselectしてから数字キーの9、
若しくはテンキーの9でもよい。先程のショートカットキーは未だ試してはいない。出来れば、そちらの方が速い。
装飾音
G
矢印キーは、音符がselect(反転)された状態では
矢印キーは前後の音符に移動する。 また、和音の場合には、同一和音の音符を上下に移動する。1音だけを変更する時とか、複雑な和音の1個の音を変更する時には、ひょっとすると、とても便利かも??という事で、使い分けている。
小節全体を削除する時には、
その小節をselectしてdelete
任意の小節以降をselectする時には
その小節をselectしてから、shift+end
以下
@特定の段をselectして、deleteした場合には
小節の中の音符が削除される。
A一番上の段から、一番下の段(全ての段)をselectしてdeleteすると
そのselectされた小節が削除される。
和音の中の特定の音を削除する場合には
和音上の削除する音符を、その音符の上に再入力してその音符を赤く反転させてdeleteすると、反転した音だけが消去される。だから、矢印キーで持って来て、反転させてdeleteすると早いのだよ。
消しゴムツール⇒delete *delete は音符がselectされている状態でdelete。
音符がなくなると消しゴムと音符のselectを繰り返す。
*音符がselectされている状態なら、テンキーで音符に戻す。数字キーは和音の音が入力されてしまうので不可!
*選択の矢印で、小節をselectして、deleteキーをクリックすると、小節内の音符が全部消去される。
*score全体をselectとして、deleteすると、そこまでの小節が、削除される。
PagelayoutでTieが次の段へ跨ぐ場合には、
表示メニューからスクロール表示させてTieを書いてから、ページ表示に戻すと良い。
選択ツール(矢印)に変える場合は
Escキーを押す・・と書いてあるが、Escキーは2回押さないと選択ツールには切り替わらない。
選択ツールから元の編集ツールに戻すには
取説に書いてあるEnterキーでは小節の属性が開いてしまう。doubleclickではその小節全体がselectされてしまう。 ⇒出来ない!!
小節を跨いだ連桁
選択キーを選んで目的の拍の次の小節をselectする。⇒プラグインメニューから⇒音符関連⇒パターソン・プラグイン⇒小節を跨ぐプラグインかその解除を選択すると良い。
「裏ワザ一覧」
●Layerを上手く使えると、色々と出来る事が増えるよ!
(赤字は解説にかいてあって、finaleでは出来るのかもしれないが、PrintMusicでは、しょぼいので出来ないのだよ!!PrintMusicの取説はないからね。)
@レイヤーの移動⇒書類から編集中のレイヤーのみ表示を選択して、コントロール+Xで切り取って任意のレイヤーに移動すればよい。(音符の向きを変えたい時)
A音符が小さすぎて(混み入っていて)上手く書けないとき⇒上記の作業
B音符の符尾が上になるレイヤー⇒奇数1、3:符尾が下になるレイヤー⇒偶数2、4
小節途中の反復小節線16
Q: 弱起小節から始まる曲で途中で弱起小節に戻る為、小節の途中に終了反復小節線を入力したいのですが?
A: 反復小節線は基本的には小節線の中(途中)に入力する事は出来ない為、下記の方法で小節を分割して入力をお試しください。
「選択ツール」にて該当小節をクリックして状態にします。
「プラグイン」メニュー>「小節関連」-「小節の分割」を選択します。
「小節の分割」画面が表示されますので「○拍後で分割」項目に数値を入力します。
「分割した後半の小節を次の組段に送る」のチェックを外した上で「OK」ボタンをクリックし画面を閉じてください。
該当小節が分断されるので「反復記号シール」を使用し「反復小節線」を入力を行ないます。
⇒PrintMusicでは、出来ない!!と言うか、そのメニュー自体がない!!=休符を非表示にする事で、逃げた!!
(勿論、演奏には、反映されないのだが、印刷では対応出来るので。)
異名同音
2014では、単音は¥で変換される。
しかし、キーボード入力の時には、甚だめんどくさい。
一括変換は編集から異名同音の表記⇒幾つかのメニューがあるが、上手く出来たためしはない。
音符を異名同音に変更するには(高速ステップ入力)音符が飛んでいるマーク
1.〔高速ステップ入力〕ツールをクリックして、対象の小節をクリックします。編集フレームが表示されます。
2.入力カーソルが目的の音符に重なるように上下左右の矢印キーを使用して移動します。マウスで音符をクリックして選択することも可能です。和音全体を変更したい場合は、特定の符頭にカーソルがかからないようにしてください。
3.数字の9キーを押します。9キーを押すたびに異名同音間で音符が変更されます。⇒数字キーの9は3連音に変換されてしまう。
(⇒PrintMusicでは、ここまでは出来た!)
finale2014では逆に出来ない!!
4.オプション:Ctrlキーを押しながら9キーを押すと、その音符以降のすべての同音が異名同音変換されます。⇒これはさすがに、PrintMusicもfinaleも出来ない!!
長休符
Finaleでは2種類の方法で長休符(連結休符と言われる場合もあります)を作成できます。
1つの方法は〔パートリンク〕機能または〔パート譜で表示〕機能を使用することです。それにより、楽譜全体を通して必要な箇所に長休符が作成されます。詳しくは、リンクしたパート譜の長休符とパート譜で表示をご参照ください。
あるいは、〔小節〕ツールを使うことにより、選択範囲内もしくは楽譜全体に素早く長休符を作成することができます。
長休符の体裁については、個別に楽譜上の他の長休符に影響を与えずに変更することができます。さらに、通常の図形で表示する長休符と全休符や倍全休符を並べて表記する旧式の長休符を同時に楽譜上で使用することができ、必要な時にその長休符が何小節あるのかを数字で表すように設定できます。
注:長休符の〔分割〕、〔作成〕、〔編集〕の各コマンドを使用するには、〔ページ表示〕モードでなければいけません。
長休符を使用しない事は、partに音符をコピー&ペーストする時に、必要なtechnicである。
暫時、長休符を使用したり、使わないという選択を出来る事は時短に役立つ。
レイヤーのショートカット
レイヤー切り替えのショートカット(Win)
Alt + Shift + [レイヤーの数字]=テンキーはダメ!数字キーのみ
五線の選択と部分選択