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子供さんの前回の合宿のときに気がついたのは、themaが「あいうえ」までしかないのに、ヴィヴァルディ先生の「いたずら」に引っかかってしまって、「あいうえお」と弾いてしまっていた事です。

A1は[あいうえお]であったとしても、A2は?A3は?と、ゲームのように楽しみながら「当てっこ」するといつの間にか、楽しく正確に覚えられるようになります。

Soloの部分の構造式

また一見するとヴィバルディのconcertのsoloのパートは一度として同じ繰り返しの無いパセージで出来ているように考えられがちですが、そのソロパートの中身はEtüdeと同じように、単純なphraseの繰り返し(フィギレーションと言います)なので、ゼクエンツのポイント(開始音)が分かれば、簡単に覚える事が出来ます。(ゼクエンツの一つのブロックがもし、ドミソだとすると、)pointがド、レ、ミと動いたとすると、それはドミソ、レファラ、ミソシ、と言う事になります。文字に書くと大変な事になりますが、譜面上ではとても簡単ですぐに出来るようになります。

(譜例5、)

 

 

Tuttiが終わって、soloの部分が始まったところからです。

 

 

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