baroque時代の音楽も、通常は、時代考証的には、譜面に書かれているrhythm通りには演奏しなし、tempoもMotivによって、微妙に変化する。それ以上に楽譜通りの音符で演奏される事は基本的にないのだが、四角四面の楽譜絶対主義の音楽大学では、そのbaroque特有の時代的な慣習は通じないので、困ったのもだ。
プロの演奏家達の演奏スタイルは20年も前から、古式豊かにbaroqueの奏法で演奏されるようになっているのに、音楽大学に限っては、今だに、100年も、200年も前の間違えたCzerny時代の奏法のままで、今だに演奏しているし、またそれが正しい当時の演奏のスタイルだと思い込んでいるのだから、無知も甚だしい。
嘆かわしいばかりである。
それが、baroqueの音楽に無知なPianoの先生ならまだ許せる(??)としても、音楽大学でCembaloや古楽器を指導している先生迄、そうなのだから許せない。
少しは勉強しろよ!と言いたくなる。
ritornelloについての詳しい説明は、Vivaldi violin concertoOp.3Nr.6 a mollを参照してください。
ritornelloの構造分析