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フルサイズのビオラと比較して見ました。大きさの違いがよく分かるのではないでしょうか?しかし、本来的にはフルサイズのビオラというのは3/4のサイズです。(コントラバスも同じです。)本当のフルサイズのビオラを奏ける人は世界中で数人しかいないそうです。また、一般的にフルサイズと言われているビオラにしても、日本人の女性には大きすぎるようで、結構無理をして奏いているようです。ビオラは音楽史的にはヴァイオリン属の中で一番最後に発達した物で基本的にはビオール属に属します。(以前持っていた芦塚先生のヴィオラがビオラの原型です。)ビオラ・ダ・ガンバ(膝のガンバ)やビオラ・ダ・ブラッチョ(肱のガンバ)などの仲間です。その為にサイズもまちまちで、決まった大きさと云うものがありません。また、一般に小振りのビオラは低音域の音がよくないと言われていますが、良い楽器になると小振りであっても低音域に対しても素晴らしい音を、出す楽器も数多く見受けられます。