Parfring(象嵌)のお話
芦塚先生所有のヴァイオリンには変わったものが多いのですが、愛用の変型ヴァイオリンの他に、縁取りが二重になっているものがあります。
クレモナの古い楽器ですが、未調整ですので、本当の音はまだ出ません。何よりも縁取りが二重になっている所等が大変珍しく、古い楽器にはダブル・パーフリングといって、時々あったらしいのですが、実際には見たことはありません。
裏側の全体
次ページ