しかし、今回に限っては、そのリーダーの二人が、一人は塾の都合で、もう一人は音楽のサマーキャンプに出席して、教室の夏休みの練習に参加しなかったので、中1以下の後輩達の、完全な自主練習になってしまいました。
という事で、 夏休み明けの第一回目のオケ練習の時に、芦塚先生はその出来映えにびっくりしてしまい、主催者の八千代市に、秋のコンサートの中止を申し出て、お願いして見ようか・・・・、と悩んだそうです。
しかし、八千代のコンサートは、市の公的な行事としての企画なので、1年前にその日程は決定しています。
という事で、幾ら8月末でも、結果的にはドタキャンになってしまうのです。正式には1年前に、出演するか否かの打診があった時に、正式に断らなければならないのです。
また、芦塚先生が八千代のコンサートをキャンセルしなかったもう一つの理由は、夏休みの練習を欠席したのは、リーダーの二人だけで、後輩の中学生や小学生の生徒達は、熱心に夏休み中も自分達で積極的に練習に励んでいたからです。
その子供達の努力を、何とかサポートしてあげたい、という事で、夏休み明けのcheckで、演奏会のNiveau(水準)に辿り付けなかったので、何とか芦塚先生が、必死に指導して、皆も頑張って、コンサートのNiveauに辿り付けるように努力をしようという事になりました。
所が、所が、です!!!
次に起こったハプニングは、子供達の故障(所謂、怪我)です。
何と、12名か13名しかいない子供達の4人までもが どう言う分けか、骨折等の怪我で、ヴァイオリンやチェロを練習出来なくなってしまいました。
その内の何名かは、八千代の本番当日にも、怪我が治らず、間に合いません。
オケは、各パートの人数のバランスで、演奏の良し悪しが決まるので、人が怪我で抜けた分は、教室の卒業生のお姉さん達が、何とか仕事や大学の勉強で忙しい中、都合をつけて貰って、本番に演奏に来て貰うしかありません。