しかしながら、それは少しおかしい。
上の論文はWiener Urtextのコピーですが、私の蔵書ではBarenreiter UrtextのWilhelm Friedemann Bachの練習帳もあるので、そちらの方が分かり易く対訳で書かれています。
本当は、Barenreiter Urtextの譜面を載せなくって、何故、Wiener Urtextの方を載せたのか?という理由は、Barenreiter
Urtextでは、Bachの書いた原文をレイアウト的に動かしてしまった事によります。
Barenreiter UrtextのPage割付けでは、解説とかで、Bachの記載した順番があちこちになっていたので、それを全部載せようとすると、何ページにも渡って、コピーしなければならず、コンパクトに1Pageに纏めて載せる事が出来なかったからです。
まあ、いずれにしても、この程度の翻訳と内容の説明は、似たり寄ったりですから、「もう少し詳しく読んでみたい・・!」という人は、自分でBarenreiter
Urtextの楽譜を買って参考にしてください。