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左の楽譜はヴァイオリンsoloの例です。
3小節目と7小節目では、ヴァイオリンとピアノがmelodieの追いかけっこをします。
下から2段目の最後の小節から、一番下の段はkadenzとして演奏します。
その代わりに、原曲の16小節のpartが割愛されています。
fermataの後は、自由なkadenzになっています。

ヴァイオリンやflute等のsoloの楽器でChopinを演奏する人達は、逆にPianoの、このkadenzに相当する部分のoriginalの譜面を見た事がない人が多いので、参考迄に、ちょうどkadenzの部分に相当するPianoのpartのPageを載せておきます。

それにしても、まるで、最初からヴァイオリンのために書かれたような、自然なkadenzですね。

では、Chopinのoriginalの楽譜を見てみましょう。
下の譜例はChopinのoriginalの譜面です。





















譜例:
originalの中間部の楽譜

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