という事で、左側の楽譜は、子供達が発表会でLocatelli を演奏するにあたって、capriceの中から、figurationを抜粋して、曲本来のMotivの展開でつなぐ事によって、曲としての整合性を出すというconceptで、編集作曲し直したkadenzである。
同じ話の繰り返しになってしまうが、baroque時代には未だ今日我々が耳にするような、曲のthemaを発展させて、展開させたような、即興のstyleのkadenzはない。
古典派の前期になって、kadenzの様式が確立したと思われるのだが、残念ながら、kadenzは即興による演奏が主流なので、その即興が楽譜上に残されているcaseは極々、稀である。
という事で、チョッと時代考証的には、時代錯誤的なのだが、曲の整合性の為に、敢えて、教育上の理由による、承知の上での作曲であるので、悪しからず・・・。
さて、kadenzのお話から、離れて、この曲の形式についてのお話ですが、この曲もbaroque時代の音楽の様式通りに、ritornelloの形式で作曲されています。
というお話をする前に、ある日(13年9月の20日の事です。満月の夜です。)、ベッドで寝ていたら、突然、ハタと、とんでもない事に気がついた!!
WO〜〜〜!!!