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Frustenburckというその村は、街全体がKloster(修道会の)教会の町で、(教会の中に町があるのですよ。日本の門前町のもっと巨大な町という事です。)
私達が住んでいたのは、そのKloster村の郊外なのですが、町はとても美しい町で、その中心にはアザム兄弟(ドイツの左甚五郎のような名工)が建築した国宝のアザム教会があります。
左の写真の教会がフリュシュテンブルックの町の一番メインの教会なのですが、とても古い教会なので、補修のために、中は閉鎖されていて、入口の柵までしか入れませんが、とても美しい教会です。
その教会には、ドイツでも非常に珍しい、素晴らしい、国宝のジルバーマン(1683~1753年)の(これもオルガンのストラディバリラディとでもいう)素晴らしい貴重なオルガンがあります。
黒檀の鍵盤が長年の歴史で、指の跡に凹んでいるような古い古い銘楽器で、勿論、一般の公開はしていないのですが、オルガニスト(女性なのでオルガニスティンなのですが)の竹前光子さんが市の要請でコンサートを何度かやったので、私もレジストリールング(音栓の操作と音色決め)で、演奏会のお手伝いでその教会のオルガンに身近に接する事が出来たので、その貴重なオルガンを写真に修める事が出来ました。それで音楽の友に私の写真を掲載してりしたのですが、ドイツのアグファのネガは非常に薄いので、日本のDPでは焼く事が出来ず、そのうちにfilmが劣化してきて、再生させる事が不可能になってしまいました。
ドイツの国宝の門外不出のオルガンなので、資料が全くないので、すこぶる残念です。
AV(audiovisual)には、何時も苦しめられます。
参考にはならないかもしれませんが、までに、再生不能になったフィルムの再生した映像をindexの写真から、取り敢えず、修正して載せて起きます。
画質写りが悪いのは、そういう諸事情によるものなので、悪しからずお願いします。

言い忘れていましたが、しかも、何と、この写真のネガは今は亡きハーフサイズのカメラのネガです。




下の写真は、私の撮影したジルバーマンのドイツの国宝のオルガンです。
粒子も荒く、どうしようもない画素数の写真ですが、本当はちゃんとした写真だったのですよ。


残念ながら、ドイツと日本の写真のネガの差で、indexの写真を拡大コピーして、作った写真なので、この程度の映像しか出来ません。
留学中の当時は、この写真を音楽の友という雑誌に掲載してもらいました。

その時の絵は、ドイツでプリントに出した写真から掲載した画像なので、非常に綺麗に印刷されていたのですがね。
これでも、経年劣化で劣化して、超、薄くなってしまったネガから、パソコンで補修した写真なのです。
勿論、日本のカメラの業者からは、filmからの焼きましは、断られてしまったので、自分でscannerでネガを取り込もうとしたのですが、ネガを取り込む機能を持っている唯一のHPのscannerが、もう寿命で色々と故障が出ていて、チョッと以前から、ネガを読み取る機能が壊れてしまっているので、indexのプリントした画像からコピーせざるを得なかったのです。

しかし、一概にプリンターの機種が古いから・・・という理由だけが、原因では無いようです。
むかし、業者に断られた時に、自分でも読み取りを試みたのですが、やはり薄すぎて、パソコンの操作でも、読み取り不能となってしまったのです。
その頃のネガはドイツで焼いた時の状態のままだったので、日本とドイツの違いという方が、その原因は大きな要因のように思われます。




Positiv Organ

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