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Sequenzの関係から、2ndの音は前半の7小節目の2拍目の4個目のCの音を、Dに直すことにする。











A5小節目の2ndの2拍目の2番目のEの音は、わざわざEナチュラルになっているのだが、調性的にはEsの音が正しい。
その理由は、調性の枠からはみ出すという事と、E♭とEナチュラルで対斜(Querstand)が起こるからである。
同じ理由によって、54小節目の2ndの2拍目のシナチュラルをシ♭へ、

また、70小節目の2ndの2拍目のミの音をミ♭へ、(E⇒Es)に変更する。










Bviolaの71小節目の4拍目の2個目の音はEの音になっている。このpassageと呼応する小節は6小節目であるが、6小節目の場合には、赤で囲んだEの音はGの音になっている。
それは2ndのEの音が導音であるために、音の重複は出来ないからである。
そのために導音の重なりを避けて4拍目の裏の音をGの音へ逃げているのだが、それが正解である。
6小節目と同様に、71小節目もGの音へ逃げなければならない。

















C11小節目の2ndの頭の16分音符はGで、violaの音は、Eで正しい。

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