しかし、repeatされた75小節目では、4拍目の音がD2個の音になっている。
それは1stの4拍目の最後の音がDになっているので、その音に整合させているのであろうが、その問題の1stの4拍目の音は非和声音なので、その音を重ねる事は誤りである。
violaは10小節目と同様にCの方が正しい。
間違いの例を掲載しておく。
間違いの例:
ちなみに、・・・
D11小節目の1拍目のviolaのpartはEになっている。
整合する76小節目では8分音符でGGとなっているのだが、その理由は2ndの11小節目の頭の16分音符の音がGになっているからである。
76小節目では、同じ2ndのpartの頭の音がEになっている。
Eの音は導音で重ねる事が出来ないのでviolaがGGと逃げている。
このpassageは10小節目の1stの「ラ|シソラファ、ソ」という音型の追っかけっこなので、11小節目がbesser(より良い)と思う。
と言う事で、76小節目の1拍目の2ndのpartとviolaのpartは上の譜例のように、11小節目に整合させた方がより良い。
E3小節目の3拍目の頭と4拍目の音の高さはKontrabassの4弦目最低音がEであるからというKontrabassの最低音から来る、単純な理由である。
5弦のKontrabassか、教室でcanonを演奏する時のように、scordaturaでEをDに調弦してcelloと同じ音型通りに演奏する方がよい。
F7小節目と、72小節目の2ndの音は、間違いではないのだが、より自然な動きをさせるために、Eの音に変