自然薯は皮の下に栄養と濃厚な味があるので、皮を剥いて擦ってはいけません。
でもこの髭は擦るのにも食べるのにも邪魔なので、バーナーで焼きます。
私も以前は家庭用のガスコンロ用のボンベにつけるバーナーを使用していたのですが、家庭用のボンベはガスの量が減るとバーナーの火が消えて、ボンベに引火したり、逆さまにするとガスが出なくなったりと、色々と危険なので、逆に業務用の専用のバーナーの方が安全だという事で、それを使用しています。
料理としては鶏皮や土佐のカツオや、色々と用途は多いし、簡単な溶接も出来ます。
金額もこのボンベが2本とノズルがついて2700円ぐらいなので、高くはありません。
ボンベはいつでも追加で買う事も出来ます。
ヒゲは一瞬で焼けてなくなってしまうので、後は、綺麗に泥を落とせば、そのまま出汁を加えながら擦って伸ばして、程よい柔らかさにして行きます。
私は卵1個と金ごま、香り付けにごま油を1,2滴入れます。(それより多いと、ごま油の匂いが強くなってしまいます。)
レンコンを等倍で入れたり、お味噌を隠し味に入れたりする地方もあります。
自宅のハイツには、麦ご飯があるのですが、椎名町の事務所には麦がないので、芦塚先生のなんちゃって料理で、コンビニで買って来たほうじ茶で、ご飯を焚いて、麦ご飯の代わりのほうじ茶ご飯で香り付けをします。それに自然薯とレンコンの等倍で作ったトロロ汁をかけて、トロロご飯にしました。