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オーソドックスに初期のla foliaからbaroqueの定番のcorelliやcelloの名曲であるMarais(マレー)のfolia迄を1枚のCDで聴く事が出来るいち押しのCDです。演奏もbaroqueの様式を忠実に守ってとても素晴らしい演奏です。

(注文番号 ALIA VOX AV9805)

 

演奏者のJordi Savall氏は1941年にスペインのカタルーニャ地方に生まれた当代随一のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者です。カタルーニャ地方では、名前のJordiはホルディ、姓のSavallはサバーイと発音されるようですが、サバール氏は「どちらでも良い」と笑っていたそうです。
You Tubeからの動画です。とても素晴らしい演奏ですが、Spain風のカスタネットとタンバリンのさりげない秀逸な演奏がピカイチです。

Jordi Savall - Folias de Espana

これは蛇足ですが、「狂気じみた・・」という意味なら、たくさんの作曲家達の手によって作曲され、よく演奏されるtarantellaという舞曲も、今だにイタリアの寒村にその原曲となった踊りが残っていて、その村のお祭りでtarantellaの踊りを見る事が出来ます。
残念ながら foliaの踊りは、今日では残っていないようですが、step自体はsarabandeや、chaconne等と同じ2拍目に強勢が来る事自体は変わりません。
ですから、stepの基本は窺い知る事が出来ます。





(参考までに:文章系)
chaconneの奏法についてのお話(発表会のprogramからの抜粋)

Pachelbelのchaconne(発表会programからの抜粋)  (・・・と余談pipeorganのお話)

generalbass、 basso continuo、 ornamentのお話

揺らしのお話U Valse Menuet等の舞曲のtempo  (baroque時代のdanceの当時のchoreographyを含む)


(参考までに:音楽系)

You Tubeにupされた芦塚音楽教室の生徒達による公開演奏風景よりchaconneとla foliaの(抜粋)

Vivaldi la folia triosonate
2006年9月23日東京都練馬区大泉学園ゆめりあホールoriginalbaroqueとClassicconcert

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