この曲は、教室の常設曲になりますので、生徒達が必ず学ぶ曲になります。
だから、過去の生徒達の演奏をuploadすると限がないので、uploadは、この二曲だけにしておきます。
Vivaldiの伝記(生涯)は、Vivaldiのa mollのhomepageに掲載されているので、そちらを参考にしてください。,
また、この曲の音楽形式であるritornellol形式に付いても、上記のOp.3Nr.6のa mollのPageに詳しく説明してあるので、同じ解説になってしまいますので、そちらを参考にしてください。
Vivaldiのviolinconcertoと言うと、一般的には上記の「a moll(Op.3Nr.6)」のimageで、violinを学ぶ生徒達がthird-positionを学ぶ時に、勉強する必須教材のように思われているので、簡単な曲のように思われていますが、それはOp.3の曲集が初心者を対象にして書かれたからに過ぎません。
Vivaldiを愛好する音楽のLibhaber達(リープ・ハーバー=愛好家達)でも、Vivaldiの作品を曲としてしか聴きませんが、Vivaldiが自分の作品をZyklus(曲集として)に纏める時には、演奏する難易度によって、編集をしているのは、一般的には未だ知られていません。
Vivaldiの作品をviolinの教育目的として捉えるのは、唯一の例外として、先程の「Op.3のNr.6 a moll」の1.3楽章の曲が、鈴木メトードに教育教材として掲載されているのに、過ぎないからです。(でも、2楽章は、初心者の手に負える代物ではありません。それこそ、超絶難度の曲になります。)
Vivaldiの作品は、曲の演奏難度によって、編集されたものである・・という事は余り知られていないのです。
それだけ曲が美しく・・教育教材とは、捉え難いからなのでしょうかね??
先程も書いたように、VivaldiのOp.3のZyklus(チクルス=曲集)は、比較てにviolinの初心者のために書かれているので、Vivaldiの全作品が簡単な曲のように捉えられてしまいがちなのですが、同じ、Vivaldiの作品でも、Op.4のStravaganzaや、Op.8の Il_cimento_dell'armonia_e_dell'inventione 「和声の創意と試み」 ぐらいの曲集のclassになると、violinの演奏上のTechnikも大変な技術を必要とする曲集になるのですよ。
このhomepageに、このPageで解説しているOp.8の原題は、Il_cimento_dell'armonia_e_dell'inventione 邦訳「和声と創意の試み」という曲集で、その曲集の中には、演奏が非常に難しいとされる、かの有名な「四季」の全曲も含まれています。
・・・つまり、Vivaldiは、この曲の演奏の技術難度を、超難度と指定したのですよ。(子供達が何気なく楽々と演奏しているので、ついつい簡単な曲のようにimageしてしまいがちなのですがネ??でも、それは私達の教室の場合だけなので、勘違いしないように・・!!)
下の楽譜は、同じ、教室の常設曲なので、この曲のthemaの3小節は、D Durの曲の3小節と、よく似ていて、曲を間違えたりします。
勿論、似ているのは、themaの3小節だけで、曲の内容は全く違うのですがね。
但し、曲の難易度は、「四季」の収められている、Op.8のIl_cimento_dell'armonia_e_dell'inventione「和声の創意と試み」と同等のlevel(水準)の曲になります。
Vivaldiは下の曲集(Zyklus)を、一般的では無い独自性の強い特別なtechnicalな曲として世間にappealするために、この曲にStravaganza(奇妙な、珍妙な・・・)というTitleを付けました。
この翻訳不可能なStravaganzaと言うTitleは、Vivaldiがこの作品を、自分の演奏技法、作曲技法を最大に活かした、Vivaldi自身の真骨頂であるという証でもあります。
この曲のthemaはよく似ているthemaで、両方とも教室の常設曲なので、間違えないように・・・!
アハッ!ハッ!!
但し、このFの曲では、violaの3拍目が、Tieの音符ではなく、1,2拍と同様の4分音符になっています。
その場合には、violaが3拍目だけを、1stと2ndに合わせて長めに演奏するのは、極めて不自然になってしまいますので、1,2拍目と同じように、短めに取る事にします。低弦と同じ長さになるので、それは「有り」です。